5分でわかる!核を保有すると、発言力が強くなる!?
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この動画の要点まとめ
ポイント
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ポイントの1つ目は「核開発競争」です。
第二次世界大戦後、各国が 核開発 を進めていく様子を学習します。
核保有のさきがけはアメリカ!
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第二次世界大戦中の1942年、アメリカは 原子爆弾 の製造を開始しました。原子爆弾はウランやプルトニウムの核分裂を利用した 大量破壊兵器 です。アメリカは世界で初めて核実験に成功すると、広島・長崎に原爆を投下しました。
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原爆を使えば戦争に勝つのは簡単です。しかし、原爆は街や自然環境を破壊し、多くの人の命を奪います。そんな危険な兵器、できることならどの国も持っていてほしくありません。
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しかし実際は、世界各国がアメリカに対抗し、戦後に次々と核を開発していきました...。
米ソの核開発競争
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1949年、アメリカに続いて ソ連 が核実験に成功。世界で二番目の核保有国となりました。
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アメリカはこれに対抗し、1952年に 水素爆弾 を開発。水素爆弾は原爆をはるかに上回る破壊力を持ち、地球を滅ぼす威力を持つ、とも言われています。
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これに続いてソ連も水素爆弾を開発。こうして米ソ両国が原爆・水爆を有することになったのです。
核を持てば国際社会での発言力が増す!?
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1952年以降、アメリカ・ソ連に続いて イギリス・フランス・中国 も核実験に成功しました。そして皮肉なことに、これらの国々は 国際社会における発言力が増す ことになったのです。
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原爆は恐ろしい兵器です。「核保有国を怒らせて、万が一原爆を使用されたら...」そんな恐怖感から、核保有国の発言力が増すという悪循環が発生していたのです。
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そして1974年には インド が、1998年には パキスタン が核実験に成功。対立関係にある両国がともに核兵器を保有したことで、核戦争の脅威が発生しました。そして現在では 北朝鮮 も核保有を宣言しています。
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以上、各国の核保有について学習しました。核兵器の開発には 国際社会での発言力を強める という政治的な意図もあることをおさえておきましょう。
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冷戦の激化と西欧・日本の経済復興、第2回。
今回は「核開発と平和運動」について学習します。