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5分でわかる!東アジアの国際秩序を形成せよ!

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この動画の要点まとめ

ポイント

東アジアの国際秩序を形成せよ!

ヴェルサイユ体制とワシントン体制3 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの2つ目は「ワシントン会議」です。
第一次世界大戦後、 東アジアの国際秩序 を形成するために開催された ワシントン会議 について学習します。

アメリカがワシントン会議を開催!そのねらいは?

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第一次世界大戦でドイツが敗戦したことで、ドイツが中国など東アジア地域に保有していた植民地をどうするか、という問題が発生しました。

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この問題解決に乗り出したのは アメリカ でした。アメリカは 東アジアの秩序を形成する という名目で、1921年に ワシントン会議 を開催しました。

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実は、アメリカがワシントン会議を開催したのには、あるねらいがありました。それは 日本を抑制すること です。

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第一次世界大戦中、日本は日英同盟を口実に 中国のドイツ領へ侵攻していました。 アメリカは、日本がこのまま中国や太平洋地域への進出を強めていくことを警戒していたのです。

日本の力を弱める3つの条約

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ワシントン会議では主に3つの条約が締結されました。

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1つ目が 四カ国条約 です。米・英・仏・日の四カ国が、太平洋の島々について、各国の領土や権益を互いに尊重することを約束した条約です。

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ちなみに、四カ国条約の内容には 日英同盟の解消 が含まれていました。アメリカは、日本とイギリスとの同盟関係を破棄させることに成功したのです。

見出し不要/テキスト3行/四カ国同盟の説明

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2つ目が 九カ国条約 です。これは 中国の主権や独立の尊重 を確認する条約で、アメリカ・日本・中国などが締結しました。

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アメリカのねらいは、大戦中に日本が中国に突きつけた 二十一カ条(の)要求を失効させる ことにありました。実際に日本は、二十一カ条の要求で獲得した中国の旧ドイツ権益を返還しています。

02続き3行/九カ国同盟の説明

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3つ目が ワシントン海軍軍備制限条約 です。これは米・英・日・仏・伊の五大国間での 主力艦の保有比率 を決定する条約でした。主力艦とは、海軍の主力となる 戦艦 のことです。

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このように、兵器や装備などを削減・撤廃して軍隊の規模を小さくすることを 軍縮 といいます。アメリカは率先して軍縮を呼びかけ、結果的に日本の戦力を削減することにも成功したのです。

03続きラスト3行

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以上、アメリカが開催したワシントン会議と、ワシントン会議で結ばれた3つの条約を締結しました。

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国際連盟には不参加だったアメリカが、アジア・太平洋地域で自らが望む国際秩序の形成に動いたことをおさえておきましょう。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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