5分でわかる!宮廷を中心とした華やかな文化活動
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この動画の要点まとめ
ポイント
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ポイントの1つ目は「美術・音楽の発展」です。絶対王政期に発展した 美術 と 音楽 に注目します。
バロック美術
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16世紀後半から18世紀初めにかけて、西ヨーロッパでは バロック美術 と呼ばれる美術様式が栄えました。バロック美術の特徴として「 派手 」な作品が多いことがあげられます。
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バロック美術は ヨーロッパの宮廷に保護されて発達した ため、 国王や貴族に好まれる華麗で躍動的な作品 が作られたのです。
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バロック美術の画家として、「近代スペイン画の祖」と呼ばれる エル=グレコ がいます。「エル=グレコ」はペンネームで、「ギリシア人」という意味があります。彼は ギリシアのクレタ島出身だったのです。
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さらに、光線の表現に工夫のある作品で知られる ベラスケス も、スペインの代表的画家の一人です。
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バロック美術の画家として、あと2人おさえておきましょう。1人目は ルーベンス です。彼は「 十字架立て 」や「 キリストの十字架降下 」といった作品を残しています。
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もう1人は レンブラント です。彼の作品は 特徴的な光と影の描写 で人気を博しています。代表作として「 夜警 」を覚えておきましょう。
![下側の写真のみ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/soc_w_his_b/21_0_6_1/k_soc_w_his_b_21_0_6_1_image04.png)
バロック音楽
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絶対王政期には、美術だけではなく 音楽 も発展しました。16世紀後半から18世紀にかけてヨーロッパで栄えた音楽様式を バロック音楽 といいます。
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バロック音楽も、バロック美術と同じく「派手」な様式でした。宮廷で国王や貴族に愛される、豪華で派手な作品が多く生まれたのです。こちらを見てください。
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バロック音楽の分野では、「 近代音楽の父 」と呼ばれた バッハ や、イギリス宮廷音楽家としても活躍した ヘンデル が有名です。
ロココ美術
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18世紀のフランスでは、 派手で豪華 な バロック美術 に対し、 繊細で軽快 な ロココ美術 が登場しました。こちらを見てください。
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ロココ美術 の画家としては、田園画や宮廷画を描いた ワトー が有名です。彼は「 シテール島への巡礼 」などの作品を残しています。
ドイツ古典派音楽
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音楽の分野でも同じ動きが起こりました。18世紀半ばから19世紀のドイツでは、 派手で豪華 な バロック音楽 に対し、 繊細で軽快 な ドイツ古典派音楽 が登場したのです。こちらを見てください。
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「交響楽の父」と呼ばれる ハイドン 、多くの名曲を残した モーツァルト 、古典派音楽を大成した ベートーヴェン 。音楽の教科書にも載っているような有名音楽家が、この時期に活躍したのです。最後の ベートーヴェン については、この後に登場する ロマン派音楽 初期にかけても活躍しました。
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今回は、絶対王政期の美術と音楽に注目しました。美術については バロック美術 と ロココ美術 。音楽については バロック音楽 と ドイツ古典派音楽 が登場しましたね。それぞれのジャンルで活躍した人物も、合わせて覚えておきましょう。
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東欧絶対王政の6回目。
前回、前々回に引き続き「絶対王政時代の文化」について学習します。今回で最後ですので、しっかりついてきてください!