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5分でわかる!ピョートル1世はロシア発展の基礎を築く

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この動画の要点まとめ

ポイント

ピョートル1世はロシア発展の基礎を築く!

高校世界史 東欧絶対王政3 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの2つ目は「ピョートル1世の政策」です。
ロマノフ朝の君主 ピョートル1世 に注目します。

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彼の時代にロシアはさらなる繁栄を遂げることになりました。いったいどんな政策を行ったのか、一緒に見ていきましょう。

ピョートル1世、ロシア皇帝に即位

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ピョートル1世は1682年に皇帝に即位しました。ちなみに、この時期からロシアは モスクワ大公国 ではなく ロシア帝国 と呼ばれるようになりました。

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ピョートル1世は考えました。どうすればロシアは、イギリスやフランスといった強国に対抗できるのだろうか、と。そこで彼は 西欧使節団 を派遣し、西欧諸国を視察しました。なんと皇帝自身も使節団に紛れ、自分自身で視察を行ったのです。

テキスト部分3行/西欧使節団~西欧諸国を見聞/見出し、地図不要

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視察の結果ピョートル1世は、ロシア発展のために「あるもの」を確保する決断をしました。それは 世界各国への貿易ルート です。

北方戦争でバルト海での覇権を確保!

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ピョートル1世はロシア発展のため 世界各国との貿易ルートを確立しようと考えました。 そこで手はじめに バルト海貿易 を独占していた スウェーデン を攻撃しました。1700年、 北方戦争 の始まりです。

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ピョートル1世は見事、スウェーデン王 カール12世 を破りました。

image02の続き3行/北方戦争~カール12世を破る/地図不要

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北方戦争中の1712年には、バルト海の近くに ペテルブルク という都市を建設しました。「西欧への窓」とも呼ばれたこの都市は、ロシア帝国の首都となりました。こうしてロシアは バルト海における覇権を獲得したのです。

image03の続き2行/ペテルブルク~覇権を獲得

貿易ルートをさらに拡大!

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バルト海方面だけではありません。ピョートル1世はロシアの南に進出して、オスマン帝国から アゾフ海 を奪いました。

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さらに中国の 王朝と ネルチンスク条約 を結び、東側の領土も確保しました。ちなみに、当時の清の皇帝は 康熙帝 (こうきてい)です。

image04の続き4行/アゾフ海~清の康熙帝

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以上、ピョートル1世の活躍を紹介しました。彼の領土拡大には 世界各地に貿易ルートを作る という目的があったのです。

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次のポイントでは、ピョートル1世のあとに続く 女帝 の活躍に注目します。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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