高校世界史B
5分で解ける!中世ヨーロッパ世界の展開(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
中世ヨーロッパ世界の展開/確認テスト(第2問)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題(1)
問題(2)
12世紀以降、 ドイツ騎士団 が中心となり エルベ川以東へとドイツ人居住地域を拡大した 動きといえば?
正解は 東方植民 です。
問題(3)
14世紀 の西ヨーロッパ世界で起きた出来事として 誤っているもの を選びましょう。
選択肢を一つずつ確認します。
① ワット=タイラーの乱 は、1381年にイギリスで起きた農民反乱です。
② ペスト の流行は、14世紀半ばの出来事です。
③教皇が幽閉された アナーニ事件 は、1303年に発生しました。
この3つは問題ありません。
④ヴェネツィア商人がラテン帝国を建国したのは 第4回十字軍 の出来事です。第4回十字軍を提唱したのは、教皇権絶頂期の インノケンティウス3世 。14世紀は 教皇の権威が揺らぎ始めた時代 ですから、絶頂期の皇帝が登場するこの選択肢は怪しいですね。実際、第4回十字軍が始まったのは 1202年 のことですから、正解は ④ となります。
ただし、この年号を覚えていなくてもかまいません。インノケンティウス3世は 教皇権が絶頂期を迎えた頃の皇帝 であり、 14世紀は教皇の権力が低下した時代 だと覚えておきましょう。
問題(4)
第1回十字軍 という記述がポイントです。
ここで言う「聖地」とは イェルサレム のことですね。
正解は イェルサレム王国 です。
問題(5)
北ドイツ諸都市 が結成した、 リューベックを盟主とする都市同盟 といえば?
正解は ハンザ同盟 ですね。
ちなみに、北イタリアで ミラノ を中心に結成された都市同盟もありましたね。
こちらは ロンバルディア同盟 です。
問題(6)
フランス東北部に位置し、 1年に数回の大定期市が開催された 場所といえば?
正解は シャンパーニュ地方 ですね。
「フランス」「定期市」というヒントで反応できるようにしましょう。
中世ヨーロッパ世界の展開の問題
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イギリス王ジョンを破門 するなど、世俗君主を屈服させた教皇で、「 教皇権は太陽であり、皇帝権は月である 」と称した人物といえば?
正解は インノケンティウス3世 ですね。
彼の時代に 教皇権は絶頂期を迎えました。