高校世界史B

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5分でわかる!まさに!「中世」を象徴する出来事!

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この動画の要点まとめ

ポイント

まさに!「中世」を象徴する出来事!

高校世界史 中世ヨーロッパ世界の展開3 ポ3 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの3つ目は「十字軍の歴史」です。
十字軍の始まり については、ポイント2で説明しましたね。イスラーム王朝の セルジューク朝 による圧迫を受けて、 ビザンツ皇帝 がローマ教皇に救援を要請。要請を受けた 教皇ウルバヌス2世 が、十字軍派遣を提唱したのでした。

十字軍派遣は「中世」を象徴する出来事!?

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十字軍派遣は、よく 中世を象徴する出来事 だといわれます。教皇の呼びかけで始まったのにも関わらず、十字軍の参加者には、教皇から武器や食料が支給されることはありませんでした。それどころか怪我や戦死への補償も無く、完全に自己責任の戦いだったのです。

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こんな悪条件にも関わらず、人びとは十字軍に進んで参戦しました。 教皇の権威が強い からこそ、人びとは教皇の言う事に従ったのです。中世ヨーロッパでは、皇帝が強い権力を持っていました。その権力の強さを象徴する出来事が、十字軍派遣というわけです。

複数回に及ぶ十字軍派遣

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少し前置きが長くなりました。
いよいよ本題、 十字軍の歴史 についてお話します。

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十字軍は複数回にわたって派遣されました。
その中でも、特徴的な回を紹介します。
こちらを見てください。

第1回十字軍の説明(2行)/答え入り

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1096年~1099年に 第1回十字軍 派遣が行われました。参加者の士気は高く、キリスト教勢力は 聖地イェルサレムの奪還に成功 します。彼らは新たに イェルサレム王国 を建国しました。

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しかし、次第にイスラーム勢力の反撃が強くなり、キリスト教勢力は劣勢に立たされていきます。こちらを見てください。

第3回十字軍の説明(3行)+サラディンのイラスト/答え入り

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1189年~1192年の 第3回十字軍 では、イスラーム勢力が勝利します。イスラーム教国家 アイユーブ朝 の君主 サラディン が、 聖地イェルサレムを占領 する活躍を見せたのです。

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敗れたキリスト教勢力は、聖地の再奪還を企図します。 イギリス王・フランス王・神聖ローマ皇帝 といった名だたる君主が、軍を率いてイェルサレムを奪い返そうとしたのです。

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しかし、君主同士のいざこざなどが発生したため、結局聖地を奪回することはできませんでした。 第3回十字軍は失敗に終わったのです。

第4回十字軍以降、本来の目的は忘れ去られる…

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1202年~1204年には、 教皇インノケンティウス3世 の提唱で 第4回十字軍 が派遣されました。実は、ここから十字軍派遣が おかしな方向に向かっていきます。 こちらを見てください。

第4回十字軍の説明(4行)

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第4回十字軍では、 ヴェネツィア商人 の策略で ビザンツ帝国の都コンスタンティノープルが占領されます。 十字軍は、本来味方であるはずの、同じキリスト教国家のビザンツ帝国を攻撃し、都コンスタンティノープルを占領した上に ラテン帝国 を建国したのです。

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コンスタンティノープルは アジア・ヨーロッパを接続する重要な貿易都市です。 確かに、この都市を手に入れれば莫大な利益を得ることができます。お金に目がくらんだヴェネツィア商人は、十字軍をそそのかし、ビザンツ帝国を攻撃させたのです。

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これはもう、 イスラーム勢力からの聖地奪回 という目的は忘れ去られていますね。参加者が私利私欲に走る、単なる 侵略戦争 となってしまったのです。

第4回十字軍の説明(4行)

第6・7回十字軍の説明(2行)/一番下の図は不要

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1248年開始の 第6回十字軍 と、1270年開始の 第7回十字軍 では、 フランス王ルイ9世 が主導し、 エジプトチュニジア を攻撃しました。ただし、どちらの回も失敗に終わっています。

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以上、およそ200年間に渡って行われた十字軍の歴史を紹介しました。回を追うごとに本来の目的を忘れ、結局は失敗に終わったことをおさえましょう。

諸侯と教皇の権力が低下し、国王権が上昇!

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十字軍の失敗は、ヨーロッパ社会に大きな影響を与えました。こちらを見てください。

一番下の権力の図

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縦軸は権力、横軸は時間の経過を表したグラフです。
十字軍の失敗により、 提唱者である教皇の信頼が揺らぎます。 さらに、お金や武器を十字軍のために提供していた 諸侯 も打撃を受けます。 お金を出したのに利益を得られなかった わけですからね。

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こうして、十字軍の失敗を機に 教皇と諸侯の権力が低下しました。 教皇と諸侯の権力が低下したことで、反対に 国王の権力が上昇することになります。 十字軍の失敗とその影響、しっかり覚えておきましょう。

Shinzato

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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      中世ヨーロッパ世界の展開

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