高校世界史B
5分でわかる!国家を強くするためには?
![高校世界史B](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_social_world_history_b-e7d5b0931ab9e3dc12ecbc3dec192b232a2da46d0b0c518b8473df6454bb661a.png)
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の要点まとめ
ポイント
国を強くするためには?
これでわかる!
ポイントの解説授業
戦国時代を勝ち抜くため、国を強くする必要があった!
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/shinzato.png)
戦国時代、各国は天下を取るために激しく争いました。
敵国と戦って勝つためには、当然 国を強くする必要があります。
そこで、国を強くするために、当時の人びとは 農業 に注目しました。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/shinzato.png)
農業を発達させ、多くの食物を確保できれば、国民の生活は安定します。
こうした背景から、戦国時代の頃に 新しい耕作方法や農具が登場します。
こちらを見てください。
牛耕と鉄製農具の普及
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/shinzato.png)
牛に土地を耕してもらう 牛耕 や、旧来の木製農具より高性能な 鉄製農具 の普及。
技術や道具の発達により 農業生産力が向上 し、多くの土地を耕せるようになると、
余剰生産物 が発生するようになりました。
「余剰生産物の発生」というと難しく聞こえますが、要は 作物が余るほどたくさん収穫できた ということです。
生産力の向上/余った作物はどうする?
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/shinzato.png)
ここでみなさんに質問です。
みなさんが育てた作物が、自分たちが食べる分を除いても、
余ってしまったらどうしますか?
保存する...のも良い考えですが、 当時はまだ冷蔵庫がありません 。
ほうっておくと、余った作物は腐ってしまいます。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/shinzato.png)
そこで当時の人びとが考えたのは、 作物とお金を交換する ということでした。
農家の人たちは余った作物を売り、お金に換えたのです。
当時、取引の際に使われたお金のことを 青銅貨幣 といいます。
こちらを見てください。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/shinzato.png)
図は、代表的な4種類の貨幣のイラストです。
刀を模した 刀銭 、農具の先端を模した 布銭 、
中央に穴が開いた 円銭 ( 環銭 )、アリのように小さな 蟻鼻銭 。
これら4つが、代表的な青銅貨幣です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/shinzato.png)
青銅貨幣の登場によって、人びとは取引活動を活発に行うようになりました。
農業の発達により作物が余り、取引が行われるようになったのです。
この流れをしっかり覚えておきましょう。
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
ポイントの2つ目は「農業の発達と貨幣の使用」です。
春秋・戦国時代の社会の変化について学習します。