高校生物基礎
5分でわかる!生態ピラミッドの例外
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この動画の要点まとめ
ポイント
生態ピラミッドの例外
これでわかる!
ポイントの解説授業
段階が上がるほど個体数が増加することも
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例として、サクラの木を考えましょう。
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サクラの木は生産者です。サクラの木を食べるガの幼虫は一本に対して一匹ということはなく何十匹も生育するので、当然ガの幼虫のほうが個体が多くなります。
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ガの幼虫を利用する生物には、寄生バチがいます。寄生バチはガの幼虫に卵をうみつけます。その卵の数は1匹の幼虫に対して何十個という規模なので、寄生バチの個体数はガの幼虫より多くなります。
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寄生バチに寄生する生物にはダニがいます。一匹のハチに複数のダニが寄生しますから、個体数はダニのほうが上回るのです。
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今回のケースのように、生態ピラミッドは必ずしもピラミッド型になるわけではないということもしっかりおさえてください。
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先ほどのポイントで紹介した生態ピラミッドには、例外もあります。生態系では通常、栄養段階があがればあがるほど、個体数も生物量も減っていくピラミッド形になりますが、逆ピラミッド状になる場合もあるのです。