5分でわかる!2族元素の性質
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この動画の要点まとめ
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これまでは、ナトリウムのような1族元素の性質について学習してきました。
水素を除く1族元素のことを、アルカリ金属といいましたね。
次に注目するのは、2族元素です。
アルカリ土類金属とは、BeとMgを除く2族の元素
2族元素については、アルカリ土類金属という言葉がありました。
ベリリウムBeとマグネシウムMgを除く2族の元素のことを、アルカリ土類金属といいました。
それでは、どうして、BeとMgを除いているのでしょうか。
2族元素の性質を詳しく見ていきましょう。
ベリリウムBeとマグネシウムMgは、炎色反応を示さない
2族元素のうち、周期表の上の方にあるものから順に確認していきます。
まずは、ベリリウムBeとマグネシウムMgです。
これらは両方とも、炎色反応を示しません。
それに対して、このあとに紹介する元素は、すべて炎色反応を示します。
このように、2族元素の中でBeとMgは他と性質が異なるため、アルカリ土類金属から除外されているわけですね。
ベリリウム Be 炎色反応なし
マグネシウム Mg 炎色反応なし
カルシウムCaは橙赤色、ストロンチウムSrは紅色、バリウムBaは黄緑色
続いて、カルシウムCa・ストロンチウムSr・バリウムBaについても確認していきましょう。
炎色反応は、次のようになっています。
カルシウム Ca 橙赤色
ストロンチウム Sr 紅色
バリウム Ba 黄緑色
これらの炎色反応は、よく問われるので、しっかり覚えておきましょう。
アルカリ土類金属の単体の反応性は、Ca < Sr < Ba
最後に、単体の反応性を紹介しておきます。
アルカリ土類金属については、原子番号が大きくなるほど、反応を起こしやすくなるのです。
反応性の大きさを簡単にまとめると、次のようになります。
Ca < Sr < Ba
こちらも合わせて理解しておきましょう。
アルカリ土類金属の覚え方は、ベんりなマグカップにストロー入れたらバラバラになった
最後に、2族元素を覚える語呂合わせを紹介しておきます。
「ベんりなマグカップにストロー入れたらバラバラになった」
バリウムの下は、ラジウムRaなので、ついでに覚えておきましょう。
今回のテーマは、「2族元素の性質」です。