高校化学
5分で解ける!無機物質(テスト5、第1問)に関する問題
![高校化学](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_chemistry-4179a514592d4339418c389143ae3d2b15628f365f3005f1e098291aaa50eab8.png)
- 問題
- 問題
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習1
解説
これでわかる!
問題の解説授業
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
演習1です。
この問題では、ナトリウムの反応に関する図が示されています。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
このような、物質の生成過程を表した図を、反応経路ということもあります。
試験でもよく登場する図なので、きちんと対応できるようにしておきましょう。
Naの単体は、水と激しく反応する
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
①は、Na⇒NaOHのときの操作を表しています。
ナトリウムの単体に水を加えると、激しく反応して、水素が生じます。
そのときに残る物質が水酸化ナトリウムNaOHでしたね。
よって、①にはアがあてはまります。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
②は、NaOH⇒Na2CO3 のときの操作を表しています。
NaOHからNa2CO3を作るには、中和によって塩を生じさせる方法があります。
水酸化ナトリウムの水溶液に二酸化炭素を通じればよいですね。
よって、②にはエがあてはまります。
ナトリウムの単体の製法は、塩化ナトリウムの融解塩電解
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
③はNaCl⇒Naのときの操作です。
つまり、単体のナトリウムの製法が聞かれているわけですね。
このときに必要なのは、融解塩電解でした。
よって、③にはオがあてはまります。
アンモニアソーダ法の流れは、NaCl⇒NaHCO3⇒Na2CO3
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
④は、NaCl⇒NaHCO3 のときの操作です。
みなさんは、気づいていますか?
これは、アンモニアソーダ法の一部ですね。
塩化ナトリウムに、アンモニア、水、二酸化炭素を加えると、炭酸水素ナトリウムが生じます。
よって、④にはウが入ります。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
反対に、⑤は、NaHCO3⇒NaCl のときの操作です。
NaHCO3からNaClを得るには、弱酸の遊離が起これば良いと考えましょう。
強酸である塩酸を加えれば、弱酸である炭酸が遊離します。
よって、⑤にはイが入ります。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
⑥は、NaHCO3⇒Na2CO3 のときの操作です。
NaHCO3を加熱すると、Na2CO3とCO2が生じます。
よって、⑥にはカが入ります
![高校化学 無機物質26 ポイント1 答えあり](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che/4_2_26_1/k_sci_che_4_2_26_1_image03.png)
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
今回は確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまでの内容を復習していきましょう。