高校化学基礎

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5分でわかる!電子親和力とは

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この動画の要点まとめ

ポイント

電子親和力とは

高校 理科 化学基礎27 ポイント2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「電子親和力」です。

「電子親和力」とは、電子を1個取り込んで、1価の陰イオンになるときに放出されるエネルギー

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まずは、図を見てください。

高校 理科 化学基礎27 ポイント2 左上の図のみ 答えあり

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塩素原子が電子を1つ受け取り、塩化物イオンになっていますね。
この場合も、変化にはエネルギーが関係しています。
つまり、電子を受け取ることによって、 エネルギーを放出 してイオンになっているのです。
このエネルギーのことを 「電子親和力」 といいます。

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もっと詳しく言うと、 「電子を1個取り込んで、1価の陰イオンになるときに放出されるエネルギー」 ということになります。
このイメージを頭に入れておきましょう。

電子親和力は周期表の右側ほど大きい(希ガスは例外)

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さて、イオン化エネルギーと同じように、電子親和力も、原子によって異なります。
例によって、周期表で確認してみましょう。

高校 理科 化学基礎27 ポイント2 左上・右上の図のみ 答えあり

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16族・17族 のあたりに 「大」 と書かれていますね。
これは、 「電子親和力は右側ほど大きい」 ということを表しています。
電子親和力が大きいということは、 「陰イオンになりやすい」 ということですね。
「親和」とは「仲が良い」という意味です。
ですから、「電子親和力」が大きいということは、「電子と仲が良い」というイメージになります。

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しかし、注意点があります。
希ガス(18族)は非常に安定していて、イオンになりません。
ですから、希ガスについては、電子親和力は定義されません。
したがって、 「電子親和力は周期表の右側ほど大きい(希ガスは例外)」 と覚えておきましょう。

高校 理科 化学基礎27 ポイント2 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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