高校化学基礎

高校化学基礎
5分でわかる!色々な物質の分離の仕方

73
Movie size

5分でわかる!色々な物質の分離の仕方

73

子どもの勉強から大人の学び直しまで
ハイクオリティーな授業が見放題

カンタン登録1分

この動画の要点まとめ

ポイント

いろいろな物質の分離の仕方

高校 理科 化学基礎 ポイント 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
lecturer_avatar

今回のテーマは、「いろいろな物質の分離の仕方」です。

lecturer_avatar

ここまで、混合物を分離する方法について、学んできました。
蒸留・分留・昇華法 などがありましたね。
今回は、他の分離方法についても確認していきましょう。

「抽出」は、特定の成分が特定の溶媒に溶け出す性質を利用

高校 理科 化学基礎 ポイント 抽出のみ

lecturer_avatar

1つ目の分離方法から確認していきます。
まずは、図のような 紅茶 をイメージしましょう。
みなさんが紅茶を飲むとき、どのようにして紅茶をいれますか?
お茶の葉が入ったティーバッグを買ってきて、お湯に浸す方法がありますよね。
これは、茶葉をお湯に浸すことで、匂いや味を取り出しているのです。
実は、これも混合物の分離方法の一つなのです。
匂いや味のもとになる成分が お湯に溶けやすい という性質を利用しているわけです。

lecturer_avatar

このように、 「特定の成分が特定の溶媒に溶け出す性質」 を利用した分離方法を、 「抽出」 といいます。

高校 理科 化学基礎 ポイント 抽出のみ

「再結晶」は、温度変化による物質が溶ける量の差を利用

高校 理科 化学基礎 ポイント 再結晶のみ

lecturer_avatar

2つ目の分離方法を紹介していきます。
みなさんは、図のようなグラフを見たことがあるでしょうか?
きっと中学校の理科でならっているはずです。
何を表したグラフなのかわからない人は、縦軸と横軸に注目しましょう。
縦軸は「100gの水に溶ける物質の質量」(溶解度)です。
横軸は「水の温度」を表しています。
つまり、このグラフは、 「溶解度」と「温度」の関係 を表しているのです。

lecturer_avatar

例えば、硝酸カリウムのグラフに注目しましょう。
0℃のときには、10gぐらいしか溶けません。
しかし、30℃になると、45g溶けていますね。
さらに、50℃ぐらいになると、80gぐらい溶けています。
このことから、硝酸カリウムは、「温度が上がるほど溶けやすくなる」ことがわかりますね。
逆に、温度を急激に下げたらどうなるでしょうか?
溶解度が小さくなるので、水に溶けきれない硝酸カリウムがでてきますよね。
それを結晶として抽出することができます。
この方法を 「再結晶」 といいます。

lecturer_avatar

それに対して、塩化ナトリウムはどうでしょうか?
塩化ナトリウムは、温度が変わっても、溶ける量がほとんど変わりません。
すると、温度を急激に下げても、得られる塩化ナトリウムはわずかです。

lecturer_avatar

さて、混合物の分離の話に戻ります。
硝酸カリウムと塩化ナトリウムの混合物から、硝酸カリウムを取り出してみましょう。
まずは、この混合物をビーカーの水に溶かします。
この水溶液を加熱した後、急激に冷やすとどうなるでしょうか?
硝酸カリウムの結晶は、大量に出てきます。
しかし、塩化ナトリウムの結晶はほとんど出てきません。
つまり、得られた結晶のほとんどは、硝酸カリウムですね。
再結晶は、 「温度変化による、物質が溶ける量の差」 を利用しているわけです。

高校 理科 化学基礎 ポイント 再結晶のみ

「ペーパークロマトグラフィー」は、ろ紙を伝わる速さの差を利用

高校 理科 化学基礎 ポイント クロマトグラフィーのみ

lecturer_avatar

3つ目の分離方法を紹介していきます。
図の左のような試験管があります。
この中に展開液というものが入っています。
そこに、黒のボールペンのインクを染み込ませた ろ紙 をひたしましょう。
このように準備すると、インクの成分がろ紙を広がっていきます。
展開液とは、インクの成分が広がりやすくするためのものですね。

lecturer_avatar

それでは、ろ紙に広がっていく成分は、どのような色でしょうか?
みなさんは、当然黒だと思ったのではありませんか?
結果は図の右のようになります。
なんと、黒以外にも、黄色や緑色、青色が現れました。
つまり、黒いインクの中には、様々な色の成分が混ざり合っていたのです。
この実験もインクという混合物をいくつもの成分に分離していたわけです。
このように、 「ろ紙を伝わる速さの差」 を利用した分離方法を、 「ペーパークロマトグラフィー」 といいます。

高校 理科 化学基礎 ポイント クロマトグラフィーのみ

lecturer_avatar

今回は、 抽出・再結晶・ペーパークロマトグラフィー という3つの分離方法を紹介しました。
それぞれの特徴を押さえておきましょう。

Igarashi

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

色々な物質の分離の仕方
73
友達にシェアしよう!
Logo black
Register description
  • すべての授業の「要点まとめノート」「問題・解答」をPDF無料ダウンロードできる
  • 学校で使っている教科書にあわせて勉強できる
  • わからないところを質問できる

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      この授業のポイント・問題を確認しよう

      物質の構成

      Logo black
      Register description

          会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
          ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
          こちらをご覧ください。

          純物質と混合物

          Logo black
          Register description

              会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
              ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
              こちらをご覧ください。

              高校化学基礎

              高校化学基礎