高校化学基礎
5分でわかる!純物質と混合物
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この動画の要点まとめ
ポイント
純物質と混合物
これでわかる!
ポイントの解説授業
まず、海にある 「海水」 と、コップに入った 「水」 をイメージしてください。
みなさんは、この2つの違いがわかりますか?
「水」と違って、「海水」をなめると、しょっぱいですよね。
このしょっぱさの原因となっている物質は、「食塩」です。
つまり、「海水」には、「水」以外に「食塩」が混じっているわけです。
このように、 「物質が何でできているか」 ということに注目して、物質の分類を考えていきましょう。
ただし、先ほどの「海水」は色々なものが混じっていて、少しややこしい物質です。
今回は、シンプルな 「食塩水」 を例に考えていきましょう。
他の物質が混ざっていない「純物質」
さて、みなさんは、どのようにして「食塩水」を作りますか?
「食塩水」というぐらいですから、「食塩」を「水」に混ぜ合わせますよね。
このとき、「食塩」や「水」は、 他の物質が混ざっていない単一の物質 です。
このような物質を、 「純物質」 といいます。
純粋な物質という意味なので、わかりやすいですね。
何種類かの物質が混ざり合った「混合物」
それに対して、「食塩水」は、 何種類かの物質が混ざった物質 です。
「食塩」と「水」が混ざっているのですから、明らかですよね。
このような物質を、 「混合物」 といいます。
混ざり合った物質という意味なので、こちらも簡単です。
純物質と混合物の分類を押さえておきましょう。
今回のテーマは、「純物質と混合物」です。