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5分でわかる!定積変化の吸収熱

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この動画の要点まとめ

ポイント

定積変化の吸収熱

熱力学17 ポイント1 全部 空欄埋める

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回は 定積変化の吸収熱 について解説します。気体の状態変化のうち、 体積を一定 に保ったまま変化させることを 定積変化 といいます。

定積変化は「Qin=ΔU」

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具体例をもとに考えていきましょう。ピストンがついたシリンダー内に絶対温度T[K]の気体n[mol]を封入し、熱量Qin[J]を加えます。このとき、ピストンにストッパーを取り付け、ピストンが動かないよう固定します。すると、体積V[m3]は一定で変化しませんね。 定積変化 です。

熱力学17 ポイント1 図

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定積変化では、気体が外部にする仕事Wout=0 になりますね。熱力学第一法則を使うと、
Qin=ΔU
となり、 気体が吸収した熱量はすべて内部エネルギーの増加 にあてられることになります。

定積変化の吸収熱Qin=nCVΔT

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気体n[mol]に熱量Qinを与える定積変化により、気体の内部エネルギーが増加し、気体の温度はΔTだけ上がったとします。このとき 吸収熱Qin上昇温度ΔT の関係は次式で表すことができます。

熱力学17 ポイント1 クマさんのまとめ 空欄埋める

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CV定積モル比熱 という定数です。 定積モル比熱CV は、定積変化において物質1[mol]の温度を1[K]上昇させるのに必要な熱量を表します。 定積変化 では、熱量Qinモル数n絶対温度T比例関係 にあることをおさえておきましょう。

この授業の先生

鈴木 誠治 先生

知識ゼロからでもわかるようにと、イラストや図をふんだんに使い、難解な物理を徹底的にわかりやすく解きほぐして伝える。

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