高校英語文法

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5分でわかる!分詞構文の否定形・完了形

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5分でわかる!分詞構文の否定形・完了形

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この動画の要点まとめ

ポイント

分詞構文の否定形・完了形

分詞15・16のポイント アイコンあり

これでわかる!
ポイントの解説授業

分詞構文の否定形・完了形は?形と訳し方をつかもう!

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今回のテーマは 「分詞構文の否定形・完了形」 についてです。
形と訳し方のルールを理解できれば、難しくないから大丈夫。
まずは次の例題を見てみよう。

分詞15の例題(1)(2) アイコンあり

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下線に英語を補う問題だね。
それぞれ、カンマより後ろを見てみると、
(1)I didn't have breakfast.「朝食を食べなかった。」、
(2)I remained silent.「私は黙ったままでいた。」とあるよ。

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日本文と英文を見比べると、残りの(1)「時間がなかったので」、(2)「何を言うべきかわからず」の部分をそれぞれ下線に補いたいとわかるね。

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どちらも、 分詞構文 で表すことができるんだけど、今回は、「時間が なかった ので」、「何を言うべきか わからず 」のように、 否定 になっているのがポイント。

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このように 分詞構文の否定形 をつくるにはどうしたら良いかな。
また、 分詞構文の完了形 の形と訳し方も見ていくよ。

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今回のポイントで確認していこう。

分詞15・16のポイント アイコンなし

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分詞構文の否定形は、分詞のカタマリの一番前に、notかneverを置く よ。
Not/Never 分詞 ~ , 主語+動詞 … .という形 になるんだ。

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分詞構文の完了形は、「Having 過去分詞 ~ , 主語+動詞 … .」の形 で表すよ。

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分詞構文は、 分詞 ~, 主語+動詞 … . で「~すると」や「~するので…」と訳すことが多いんだったね。

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分詞構文の否定形Not/Never 分詞 ~ , 主語+動詞 … . は「~し ない と」「~し ない ので」と訳すよ。

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分詞構文の完了形Having 過去分詞 ~ , 主語+動詞 … . は「(もっと前に)~ した 」と、過去のニュアンスで訳そう。

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ちなみに、「 形は完了形、意味は過去 」になるのは、助動詞・不定詞・動名詞などで見てきたのと同じパターンだね。

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完了形の分詞構文 の時も同じ。「 メインの文よりも、もっと前に~した 」という意味になるよ。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。

分詞15・16の例題(1) アイコンなし

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(1)「時間が なかったので 」の意味のカタマリをつくるよ。
否定の理由のカタマリを、 分詞構文の否定形 で表そう。
分詞構文の否定形 は、 Not/Never 分詞 ~ , 主語+動詞 … . の形で表すんだったね。
最初に not を置いて、後ろに 現在分詞 のカタマリhaving timeを続けよう。
カンマより前の部分は、Not having timeとなるね。

(1)の答え
分詞15の例題(1) 答え入り アイコンなし
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次に(2)を見てみよう。

分詞15・16の例題(2) アイコンなし

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(2)は、カンマより前の部分で、「何を言うべきかわからず」の意味のカタマリをつくろう。
「何を言うべきか わからなかったので 」という意味を、 分詞構文で表現 してみよう。
否定形なので最初にnotを置いて、現在分詞knowingを続けよう。カンマより前の部分は、 Not knowing what to say となるよ。

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ちなみに、(1)(2)どちらも、メインになる文の時制は過去。
でも、分詞のカタマリの部分を 過去分詞 にしないように注意。
時制の現在時制・過去時制と、分詞のカタチを表す現在分詞・過去分詞とは、無関係 なんだったね。

(2)の答え
分詞15の例題(2) 答え入り アイコンなし
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続いて(3)を見てみよう。

分詞15・16の例題(3) アイコンなし

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カンマより後ろは、Jack began his homework.「ジャックは宿題を始めた」という意味だね。
カンマより前が、残りの「テレビを見てから」となるように、下線に補おう。

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「テレビを見る」というのは、「ジャックが宿題を始める」よりももっと前のことだよね。
このように、「 (メインの文よりも、もっと前に)~した 」という意味を、 分詞構文の完了形 を使って表せるよ。
分詞構文の完了形 は、「 Having 過去分詞 ~ , 主語+動詞 … .」 の形だったね。
have watchedを現在分詞にして、下線には、Having watchedを補おう。

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ちなみに、Watching TVとすると、「テレビを見ながら宿題を始めた」のように、 同時に という意味でもうけとられてしまうんだ。
ここでは、「テレビを見る→宿題を始める」と、完全に順番がわかっているから、Having watchedと表そう。

(3)の答え
分詞15の例題(3) 答え入り アイコンなし
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続いて(4)を見てみよう。

分詞15・16の例題(4) アイコンなし

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(4)「お金をなくしたので、彼は昼食代を払えなかった。」を見ていくよ。
カンマより後ろは、he was not able to pay for lunch.「彼は昼食代を払えなかった。」だね。
残りの部分「お金をなくしたので」の部分を完成させよう。

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「お金をなくした」のは「昼食代を払えなかった」よりも、「もっと前のこと」。
だから 分詞構文の完了形 の、 Having 過去分詞 ~ , 主語+動詞 … . の形で表せるよ。
have lostを現在分詞にして、下線には、Having lostを補おう。

(4)の答え
分詞15の例題(4) 答え入り アイコンなし
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分詞構文の否定形 は、 Not/Never 分詞 ~ , 主語+動詞 … . という形で表すよ。 「~しないと」「~ないので」 という意味だね。

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分詞構文の完了形 は、 Having 過去分詞 ~ , 主語+動詞 … .の形 で表そう。 「(メインの文よりも、もっと前に)~した」 という意味だよ。

この授業の先生

木村 智光 先生

テンポの良い解説で、難しい用語を使わずに、高校英語の要諦をわかりやすく指導します。 定期テストに出やすい英文法の問題パターンを研究し、授業ではそのポイントが随所にちりばめられています。

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