5分でわかる!等速直線運動
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- ポイント
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- 練習
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この動画の要点まとめ
ポイント
速さとその向きが変わらない運動を「等速直線運動」という
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図には台車を転がす様子がかかれています。
スタートした直後には、10m/秒の速さで動いていますね。
5秒後にはかってみると、同じ10m/秒の速さで動いています
同様に、10秒後でも10m/秒の速さですね。
つまり、この運動では速さがずっと変わらず、運動の方向も変化していないわけです。
このような運動を等速直線運動といいます。
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等速直線運動においては、時間と移動距離の計算も簡単です。
例えば、0秒後の地点を0mとして、5秒後の移動距離を計算してみましょう。
10m/秒の速さで5秒間進むので、10m/秒×5秒より、50mとなります。
それでは、10秒後の移動距離はどうでしょうか?
10m/秒の速さで10秒間進むので、10m/秒×10秒より、100mとなります。
次に等速直線運動と力の関係を見ていきましょう。
外から力が加わると、速さの変化が起きましたね。
しかし、等速直線運動では、速さの変化がありません。
つまり、等速直線運動では、「外から力が加わっていない」か「力がつり合っている」と考えることができます。
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私たちの身の回りでは、等速直線運動はあまり起こりません。
例えば、床の上に物を転がしてみます。
このとき、床と物がこすれて、摩擦という力が生まれます。
このように、普段の生活においては、摩擦という力が働くことが多いので、等速直線運動はあまり起こりません。
等速直線運動が起こる珍しい例は、ドライアイスを転がした場合、やボーリングで球を転がした場合です。
最後に、等速直線運動についてまとめておきましょう。
力が外から加わっていないとき、または、力がつり合っているとき、運動の 速さ とその 向き は変わりません。
このように、速さとその向きが変わらない運動を 等速直線運動 といいます。
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今回のテーマは、速さが変わらない運動です。
ボールが草に上を転がるとき、ボールはどんどん遅くなっていきます。
また、ボールが弾んでいるときを考えてみましょう。
このとき、ボールの運動は、速さも向きも変わっていきます。
それに対し、ボーリングの球はどうでしょうか?
実は、ボーリングの球の速さは、ほとんど変わりません。
このように、速さが変わらない運動について、詳しく見ていきます。