まずは図の左を見てください。
斜面に台車がありますね。
その台車に記録タイマーを結びつけ、手で引っ張っています。
この手をはなすと、台車は下っていきます。
しかも、このとき、どんどん速くなっているのでしたね。
つまり、物体に 力 が加わることによって、 速さが変化 していることがわかります。

次に真ん中の図を見てください。
斜面の角度が急になっていますね。
このとき、左の図よりも大きな力が加わっています。
今回の場合も、左の図と同じように、手をはなすと台車は下に転がります。
ただし、真ん中の図の場合は、左の図の場合よりも、速く動きます。

最後に右側の図を見てみましょう。
上からリンゴを落としていますね。
左の図や真ん中の図のときは、床が多少支えてくれていました。
しかし、右の図では、支えてくれるものがありません。
つまり、左の図や真ん中の図のときよりも大きな力が働くわけです。

このように、速さの変化には、力が関係しています。
そして、力が大きくなればなるほど、速さの変化も大きくなるわけです。
つまり、 一定の力 が働いている間は、 一定の割合 で速さが変化します。