中2理科
5分でわかる!真空放電
![中2理科](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_c2_science-e466981e3cc8abbc7921c74395d8a15a079ad1d369c7c03910372f556d017d5d.png)
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の要点まとめ
ポイント
真空放電
これでわかる!
ポイントの解説授業
電気の正体は、電子の流れ
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/itami.png)
電気は、通常は電線の中を流れます。
しかし、例外的な流れ方をすることもあります。
それを確かめるために、次のような実験を見てみましょう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/itami.png)
図のようなガラス管を用意し、その中に電極が入っています。
電極Aにマイナス側を、電極Bに+側をつないだとしましょう。
さらに、ガラス管から空気を抜いていくと、電気が流れるようになります。
このように、真空にすると電気が流れる現象を 真空放電 といいます。
ただ、これだけでは、電気の流れを確認することはできません。
そこで、けい光板という道具を使って、電子が光るようにするわけです。
このときにできる電気の道すじを 陰極線 といいます。
この実験により、「 電気の正体は電子の流れであること 」を確認できました。
電子がマイナスの電気をもっている
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/itami.png)
次に、「 電子がマイナスの電気をもっている 」ことを確認してみましょう。
図のガラス管の中には、電極A、Bの他に電極C、Dがありますよね。
電極Cにプラス、電極Dにマイナスの電気をかけてみましょう。
この状態で、電極A、Bに電気を流すと、どうなるでしょうか?
電子はマイナスの電気を帯びています。
マイナスとプラスは引き合うので、電子はプラスの電気を帯びている電極Cに引きつけられますよね。
すると、 陰極線が上に曲がってしまう わけです。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/itami.png)
この実験から、 電子がマイナスの電気を帯びている ことがわかりました。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/itami.png)
以上の内容をまとめると、「電流は、電子が 陰極 (-極)から 陽極 (プラス極)に移動することで発生する」ということになります。
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
今回のテーマは、「真空放電」です。