中2理科

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5分でわかる!真空放電

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この動画の要点まとめ

ポイント

真空放電

中2 物理17 ポイント2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「真空放電」です。

電気の正体は、電子の流れ

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電気は、通常は電線の中を流れます。
しかし、例外的な流れ方をすることもあります。
それを確かめるために、次のような実験を見てみましょう。

中2 物理17 ポイント2 答えあり

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図のようなガラス管を用意し、その中に電極が入っています。
電極Aにマイナス側を、電極Bに+側をつないだとしましょう。
さらに、ガラス管から空気を抜いていくと、電気が流れるようになります。
このように、真空にすると電気が流れる現象を 真空放電 といいます。
ただ、これだけでは、電気の流れを確認することはできません。
そこで、けい光板という道具を使って、電子が光るようにするわけです。
このときにできる電気の道すじを 陰極線 といいます。
この実験により、「 電気の正体は電子の流れであること 」を確認できました。

電子がマイナスの電気をもっている

中2 物理17 ポイント2 答えあり

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次に、「 電子がマイナスの電気をもっている 」ことを確認してみましょう。
図のガラス管の中には、電極A、Bの他に電極C、Dがありますよね。
電極Cにプラス、電極Dにマイナスの電気をかけてみましょう。
この状態で、電極A、Bに電気を流すと、どうなるでしょうか?
電子はマイナスの電気を帯びています。
マイナスとプラスは引き合うので、電子はプラスの電気を帯びている電極Cに引きつけられますよね。
すると、 陰極線が上に曲がってしまう わけです。

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この実験から、 電子がマイナスの電気を帯びている ことがわかりました。

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以上の内容をまとめると、「電流は、電子が 陰極 (-極)から 陽極 (プラス極)に移動することで発生する」ということになります。

中2 物理17 ポイント2 答えあり

この授業の先生

伊丹 龍義 先生

教員歴15年以上。「イメージできる理科」に徹底的にこだわり、授業では、ユニークな実験やイラスト、例え話を多数駆使。

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