今回のテーマは「血液の流れ」です。
血液はが私たちの体を流れる仕組みについて学習します。

血液の流れは 心臓 が生み出しています。
心臓が全身に血液を送ることで、血液の流れが生まれているのです。
こちらを見てください。

心臓にはいくつかの血管がつながっていますが、これらの血管は 大きく2種類に分けることができます。
心臓から出発する血管 である 動脈 と、 心臓へ戻ってくる血管 である 静脈 です。
動脈は全身に血を送り届けるための血管なので、血が勢いよく流れます。
そのため「動」という字が使われています。
静脈は体から帰ってくる血管なので血の勢いは弱いです。
そのため「静」という字が使われています。
このようなイメージで血管の名前を覚えておきましょう。

動脈は 体の深いところにあります。
動脈が体の表面近くにあった場合、怪我をしたときに大量出血しやすくなってしまいますよね。
その予防のために深いところにあると考えてください。
また動脈は 血管の壁が厚く 、勢いよく流れる血にも耐えられるようになっています。

一方、静脈は 体の浅いところにあります。
血が流れる勢いも弱いため、動脈よりも壁が薄くなっています。
さらに、逆流を防ぐために 弁 が付いています。

以上、動脈と静脈の違いをおさえておきましょう。