中2理科

中2理科
5分で解ける!酸化銅の還元に関する問題

55

5分で解ける!酸化銅の還元に関する問題

55
トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

この動画の問題と解説

練習

一緒に解いてみよう

中2 理科化学11 練習2、答えなし

解説

これでわかる!
練習の解説授業
lecturer_avatar

練習2も練習1と同じ実験ですね。
式を見ながら解いていきます。

酸化と還元は同時に起こる

中2 理科化学11 練習2(1)、答えなし

lecturer_avatar

(1)は、化学反応を表した式の空欄を埋める問題ですね。
まずは、①、②から埋めていきます。
①は固体なので となります。
②は気体なので 二酸化炭素 とわかりますね。
次に物質の変化の名前を答える問題です。
まず、銅についてみてみると、酸素がくっついていた酸化銅から反応後には酸素が取り除かれて普通の銅になっています。
このように酸素が取れる変化のことを還元といいました。
Aは還元 です。
また、酸素が取れたということは、この酸素が他の物質にくっついたということを意味しています。
炭素は初めはただの炭素でしたが反応後には酸素がくっついて二酸化炭素になっています。
このように酸素がくっつく変化のことを酸化と言うのでした。
Bは酸化 です。
酸化と還元は同時に起こる反応だということはしっかりとおさえてください。

化学反応式をつくるときには、反応の前後で原子の数を合わせる

中2 理科化学11 練習2(2)、答えなし

lecturer_avatar

(2)は、化学反応式をつくる問題ですね。
日本語で今回の実験の反応を表すと
酸化銅 + 炭素 → 銅 + 二酸化炭素
となります。
順番に化学式を当てはめていきましょう。
酸化銅はCuO、炭素はC、銅はCu、二酸化炭素はCO2ですね。
すると、次のような式ができます。
CuO + C → Cu + CO2
しかし、このままでは化学反応式としては未完成です。
どのあたりが良くないかというと、反応の前後で物質の数が合っていません。
まず、酸素Oの数を合わせましょう。
反応前の酸素OはCuOの中に1つありますが、反応後にはCO2の中に2つあります。
この数を合わせるために酸化銅CuOはもうひとつあるということになります。
2CuO + C → Cu + CO2

lecturer_avatar

こうしてOの数を合わせることが出来ましたが、また数が合っていない物質が出てきてしまいます。
それは銅Cuですね。
反応前ではCuは2つあるCuOの中にあるため2つありますが、反応後ではCuは1つしかありません。
反応前にCuが2つあったのなら、反応後にも2つ出来るはずだと考えてCuをもうひとつ加えます。
こうして正しい式を立てることが出来ます。
2CuO + C → 2Cu + CO2

中2 理科化学11 練習2、答えあり
トライのオンライン個別指導塾
酸化銅の還元
55
友達にシェアしよう!
トライのオンライン個別指導塾

この授業のポイント・問題を確認しよう

化学変化と原子・分子

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      酸化・還元

      トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

      中2理科