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5分でわかる!ウニの受精過程③④

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5分でわかる!ウニの受精過程③④

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この動画の要点まとめ

ポイント

ウニの受精過程③④

高校 生物 動物の発生1 ポイント3 すべてうめる

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ウニを例にして、受精のプロセスを見ていきましょう。
受精のプロセスは、大きく4つに分けられます。
今回は、3つ目と4つ目のプロセスを見ていきます。

③表層反応⇒受精丘の形成と表層粒の崩壊

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受精の3つ目のプロセスは、表層反応です。
これは卵の表面で起こる反応です。
次の図を見てください。

高校 生物 動物の発生1 ポイント3 図・中央矢印よりも左側のみ・すべて空ける
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図は、精子と卵が融合している様子です。
上部に精子、下部に卵が描かれています。

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精子と卵は、先体突起に発現したバインディン卵膜の受容体で融合しました。
図では、精子と結合している卵の一部が盛り上がっていますね。
これを受精丘といいます。
図では丸く囲まれて示されています。

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表層反応では、まず受精丘が形成されます。
受精丘を通して、精子の中に入っている物質が卵の中へ送られるのです。

高校 生物 動物の発生1 ポイント3 図・中央矢印よりも左側のみ・すべてうめる
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卵の細胞膜の内側には、表層粒という分解酵素が入った小胞があります。
受精丘が形成されたあと、表層粒は崩壊します。
すると、中に含まれていた酵素が細胞膜と卵黄膜の間に分泌されるのです。

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ちなみに、右の図は、卵全体を表しています。
左上の部分で精子が侵入し、受精丘ができていることがわかりますね。

④受精膜の形成⇒細胞膜と卵黄膜が分離

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4つ目のプロセスは、受精膜の形成です。
表層粒に含まれていた分解酵素は、細胞膜と卵黄膜の間へ分泌されました。

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この酵素は、細胞膜と卵黄膜を接着するものを分解し、2つの膜を分離させます。
結果的に、2つの膜は完全に分離した状態となり、分離された卵黄膜が受精膜となります。
次の図を見てください。

高校 生物 動物の発生1 ポイント3 図・右の矢印から右0のみ除く・すべてうめる
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右図では、もともと卵黄膜だった受精膜が卵のまわりをおおっています。

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また、精子からは精核が受精丘を通して卵へ送られます。
図では、精核が卵の中に小さい点で描かれていますね。

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精核は、もともと卵に含まれている卵核と合体します。
こうして受精が完了し、受精卵が形成されるのです。

高校 生物 動物の発生1 ポイント3 図・すべてうめる
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単に精子と卵が受精するといっても、そのプロセスは細かく分けられます。
最後に精核と卵核が合体するまでが受精のプロセスなのですね。

高校 生物 動物の発生1 ポイント3 すべてうめる

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

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ウニの受精過程③④
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動物の発生

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受精と初期発生

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