高校生物
5分でわかる!スプライシング
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この動画の要点まとめ
ポイント
スプライシング
これでわかる!
ポイントの解説授業
DNAの遺伝情報は、転写によってmRNAへ
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次の図を見てください。
これは、転写の様子です。
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転写は、DNAの水素結合がヘリカーゼによって切断されて始まります。
mRNAの鋳型として使われる1本鎖DNAをアンチセンス鎖、もう一方の1本鎖DNAをセンス鎖といいました。
アンチセンス鎖は、プロモーターという特殊な塩基配列をもっています。
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アンチセンス鎖上にある丸い構造体は、RNAポリメラーゼです。
RNAポリメラーゼはプロモーターを認識し、そこへ結合してmRNAの合成を開始します。
図は、アンチセンス鎖を鋳型として、RNAポリメラーゼがmRNAを合成する様子を描いたものです。
![高校 生物 遺伝5 ポイント1 図のみ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/3_1_5_1/k_sci_bio_3_1_5_1_image02.png)
転写されたmRNAは一部が除去される(スプライシング)
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真核生物の場合、転写は核の中で行われます。
しかし、転写によって合成されたmRNAは、そのまま核の外に出るわけではありません。
実は、核内でmRNAの一部の領域が除去されるということが起こります。
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このように、mRNAの一部が除去されるプロセスを、スプライシングといいます。
スプライシングは、真核生物のみで見られるしくみです。
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みなさんは、DNAの遺伝情報がmRNAに写し取られる転写について学習してきましたね。
今回は、転写に関する現象として、スプライシングを紹介します。