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5分でわかる!根粒菌の窒素固定

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この動画の要点まとめ

ポイント

根粒菌の窒素固定

高校 生物 代謝10 ポイント3 すべてうめる

これでわかる!
ポイントの解説授業
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みなさんは、窒素固定生物について学習してきました。
クロストリジウム・アゾトバクター・根粒菌・ネンジュモといった種類がありましたね。
今回は、このうちの根粒菌について詳しく見ていきましょう。

根粒菌はマメ科植物と生育

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根粒菌は、原核生物のうち細菌に分類される窒素固定生物です。
また、酸素を使う好気性の細菌として知られています。

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次の写真を見てください。

高校 生物 代謝10 ポイント3 写真のみ
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これは、マメ科植物の根です。
丸く囲まれているところに、こぶのようなものがあるのがわかりますか?
このこぶは、根粒菌がかたまったもので、根粒と呼ばれます。
マメ科植物の根に根粒が形成されると、根粒菌は窒素固定を行います。

根粒菌とマメ科植物は相利共生の関係

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実は、マメ科植物と根粒の間には、特別な関係があります。
次の図を見てください。

高校 生物 代謝10 ポイント3 図すべて・すべてうめる
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根粒は、窒素固定によって生成されるアンモニウムイオンを、マメ科植物に与えています。
マメ科植物は、受け取ったアンモニウムイオンを材料に、アミノ酸や核酸をつくっているのです。

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マメ科植物は、ただ根粒から利益を得るだけではありません。
マメ科植物は、光合成によって合成した有機物を、根粒に与えています。
根粒は、受け取った有機物を利用して生命活動を行っているのです。

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このように、異なる生物がともに生活することで、互いに利益を得ることができる共生関係を、相利共生といいます。

高校 生物 代謝10 ポイント3 すべてうめる

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

根粒菌の窒素固定
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