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5分で解ける!代謝(テスト2、第1問)に関する問題

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この動画の問題と解説

問題

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演習1

高校 生物 代謝17 演習1 すべて空ける

解説

これでわかる!
問題の解説授業

窒素固定生物は、細菌とシアノバクテリアに分かれる

高校 生物 代謝17 演習1 演習1(1)
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窒素は、空気中の約80%を占めています。
窒素固定生物は、窒素を体内に取り込み、化学変化を起こして、生物が利用可能なかたちに変化させることができる生物です。

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窒素固定生物は、すべて原核生物です。
窒素固定生物はまず、 細菌(バクテリア)シアノバクテリア に分けられます。
バクテリアはさらに、嫌気性と好気性に分けられます。
嫌気性は酸素を利用せず、好気性は酸素を利用できることが特徴です。

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Aは、窒素固定生物のうち、嫌気性のバクテリアです。
代表例は、クロストリジウムです。
好気性のアゾトバクターや根粒菌と区別しておきましょう。

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次に、シアノバクテリアに分類される窒素固定生物Bについて見ていきましょう。
シアノバクテリアは、光合成をすることができる生物です。
しかも、光合成を行うときに水を使うという特徴がありました。

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シアノバクテリアの代表例は、ユレモとネンジュモです。
そのうち、窒素固定生物なのは、ネンジュモです。

根粒菌はマメ科植物と相利共生を行う

高校 生物 代謝17 演習1 演習1(2)
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根粒菌は、窒素固定生物のうち、好気性のバクテリアです。
根粒菌は、植物の根に付着すると、根粒という塊を作ります。

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根粒は、窒素固定によりアンモニウムイオンを作ることができます。
そして、根粒が付着している植物にアンモニウムイオンを与え、植物から有機物をもらっています。
このような関係を、相利共生といいます。

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しかし、根粒菌はどの植物とも相利共生が成り立つわけではありません。
根粒菌が相利共生を行うことができる植物は、マメ科植物です。

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根粒菌は、マメ科植物以外の植物にも根粒を作ることができます。
しかし、その場合は根粒は窒素固定を行いません。
そして、植物から有機物を一方的に受け取ります。
このような関係は、相利共生ではなく、寄生ですね。

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選択肢の中でマメ科植物なのは、エンドウです。

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      窒素同化と呼吸、発酵

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