生物が生きていくためにはエネルギーが必要です。
エネルギーのもとになるものの１つに デンプン があります。
動物はものを食べることでデンプンを取り入れていますが、植物はそれができません。
では、植物はいったいどうやってデンプンを取り入れているのでしょうか。
実は、 植物はデンプンを自分で作ることができる のです。
そのはたらきが今回のテーマ 「光合成」 です。

とはいえ、植物であっても、何もないところからデンプンを生み出すことはできません。
そのために利用するのが 太陽の光 なのです。
このように 植物が光を使ってエネルギーを作り出すことを光合成 といいます。
光合成のイメージを次の図で確認しましょう。

植物が光合成をするには、２つの材料が必要です。
1つは 二酸化炭素 、もう１つは 水 です。

そして、二酸化炭素と水に 光のエネルギー を反応させます。
すると、 デンプン と 酸素 ができます。
これが光合成のしくみです。

光合成のしくみを覚えましょう。