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5分でわかる!アジア諸地域の紛争をみる視点

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この動画の要点まとめ

ポイント

アジア諸地域の紛争をみる視点

高校世界史 アジア諸地域の紛争 右テキスト

これでわかる!
ポイントの解説授業
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第45章「アジア諸地域の紛争」のガイダンス授業です。
この章では合計6回にわたって アジア諸地域の紛争 について勉強していきます。

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前章「自立を強める東アジア」では、日本の支配から解放された中国と朝鮮が、それぞれ発展を遂げていく様子を学習しました。ただし両国はその過程で、米ソの冷戦対立に巻き込まれていきました。中国では国民党vs共産党の 国共内戦 が起こり、朝鮮では韓国vs北朝鮮の 朝鮮戦争 が起こりました。

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この章では、東アジア以外のアジア諸地域、具体的には東南アジアやインド、イラン、イラク、そしてパレスチナ地域に注目していきます。そして、これらの地域を勉強していくにあたって、みなさんに知っておいてほしいことがあります。それは、戦後これらの地域は 民族の違いや宗教の違いに端を発する様々なトラブル を抱えることになった、ということです。

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かつてアジア諸地域は、英仏などヨーロッパ列強に支配されていました。植民地の人々は一致団結し、列強を追い出そうと抵抗運動を行いました。しかし、戦後ヨーロッパ諸国が撤退し、いざ独立を果たそうとしたときに 民族や宗教の問題 が浮上してきたのです。

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ヨーロッパ諸国は、現地の人々の民族や宗教に関係なく、自分たちの支配に都合が良いように国境線を定めました。そのため、戦後にその国境線に基づいて独立しようとしたときに、民族や宗教をめぐる対立が発生することになったのです。

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また、民族対立や宗教対立が見られなかった国も、米ソ冷戦に巻き込まれるなどのトラブルを抱えました。いずれにせよ、アジア諸地域は第二次世界大戦後、さまざまなトラブルを抱え、各地で紛争が発生することになりました。

第1回「ベトナム戦争」、第2回「カンボジア・ラオスの情勢」

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第1回と第2回の授業では、東南アジアのインドシナ半島に位置するベトナム・カンボジア・ラオスに注目します。これらの地域は民族対立・宗教対立に悩まされることはありませんでしたが、米ソの 冷戦対立 に巻き込まれることになりました。

第3回「インドシナ半島以外の東南アジア」

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第3回の授業では、ベトナム・カンボジア・ラオス以外の東南アジアについて取り扱います。具体的にはインドネシアやフィリピン、マレーシアといった国々です。これらの国々は冷戦対立ではなく、民族対立や宗教対立といった問題を抱えることになりました。

第4回「南アジアの紛争」

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第4回の授業では、南アジアに注目します。現在の国名でいえば インドやパキスタン、スリランカ といった地域です。これらの地域では、第二次世界大戦後に 宗教対立 が問題となりました。

「東南アジア・南アジア」見出し+テキスト4行

第5回「中東戦争」

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第5回の授業では、4次にわたる 中東戦争 を学習します。パレスチナ地域で発生した戦争は、中東のみならず、国際情勢にも大きな影響を与えることになりました。そしてこの地域で発生したのは 民族や宗教の対立 でした。

第6回「イラン革命」

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第6回の授業では イラン革命 を扱います。宗教色の強いイラン革命の発生と、その影響を警戒した隣国イラクがイランへ軍事侵攻する様子を学習します。

「西アジア」見出し+テキスト2行

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以上、合計6回の授業を通して、アジア諸地域の紛争について勉強していきます。冷戦対立に巻き込まれる形で紛争が発生したのか、民族対立・宗教対立が原因となったのか、意識して学習していきましょう。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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