第40章「第二次世界大戦と戦後秩序の形成」の確認テストです。
この章で学んだ内容を、問題を解いて確認しましょう。

空欄A。
ドイツがポーランドに侵攻する前にソ連と締結したのは？
正解は 独ソ不可侵条約 です。

空欄B。
ポーランドに侵攻した後、ソ連が占領した場所といえば？
正解は バルト３国 です。エストニア、ラトビア、リトアニアの３国をまとめてバルト３国と呼びます。

空欄C。
バルト３国に次いでソ連が侵攻したのは？ 国際連盟から除名された という記述もヒント。
正解は フィンランド です。

空欄AとB。
ドイツはまず デンマーク とノルウェーへ侵攻。その後 オランダ とベルギーへ侵攻しました。Aにはデンマーク、Bにはオランダが入ります。

空欄C。
ドイツに首都パリを占領されたフランスは降伏。その後フランス南部に成立した ペタンを首班とする傀儡政府 といえば？
正解は ヴィシー 政府です。

空欄D。
ロンドンに亡命して 自由フランス政府 を樹立した人物は？
解は ド＝ゴール です。
彼は亡命先のロンドンから、フランス国民へ レジスタンス を呼びかけました。

空欄A。
ネヴィル＝チェンバレン に代わって首相となった人物は？
正解は チャーチル です。
ネヴィル＝チェンバレンが宥和政策を進めたのに対し、チャーチルは 対独強硬論 を主張。徹底的にドイツと戦いました。

空欄B。
アメリカが イギリスを援助するために制定した法律 といえば？
正解は 武器貸与法 です。
アメリカはこの法律を制定し、イギリスや中国など連合国への支援を行いました。

空欄A。
ドイツが「ある半島」を制圧したことで独ソ関係が悪化。ソ連は 日ソ中立条約 を締結してドイツとの戦いに備えました。
正解は バルカン 半島です。

空欄B。
ドイツがソ連に大敗した戦いといえば？
正解は スターリングラード の戦いです。
この敗戦を機に、ドイツなど枢軸国側は劣勢に立たされていきました。

空欄A。
北アフリカに上陸した連合軍は「ある島」を拠点にイタリア本土へ侵攻しました。
正解は シチリア 島です。
イタリアではムッソリーニが失脚し、新たに成立した政府は無条件降伏を受け入れました。

空欄B。
アイゼンハワー 指揮下で決行された「上陸作戦」といえば？
正解は ノルマンディー 上陸作戦です。

ちなみに問題文の 第二戦線 とは、ドイツの戦力を分散させるため、主戦線以外に設ける戦線のこと。第二次世界大戦では、独ソが戦った 東部戦線 が第一戦線に、連合軍が西からドイツに迫った 西部戦線 が第二戦線にあたります。

空欄A。
欧米の帝国主義からアジアを解放する という口実のもと、日本が掲げたスローガンといえば？
正解は 大東亜共栄圏 です。
こうして日本は自らの侵略行為を正当化しようとしました。

空欄B。
フランスがドイツに降伏した後、日本が進駐した場所といえば？
正解は北部 フランス領インドシナ です。

空欄C。
フランス領インドシナ進駐を受け、アメリカは日本への警戒を強めました。そんな中、日本が結んだ条約といえば？
正解は 日ソ中立条約 です。
日本から見てソ連は北方に位置します。ソ連と同盟を結ぶことで、日本は南進政策に集中することができました。

空欄A。
日本がこの場所を奇襲したことをきっかけに、太平洋戦争が始まりました。
正解は 真珠湾 です。

空欄B。
日本海軍の主力が壊滅した海戦とといえば？
正解は ミッドウェー 海戦です。
この戦いに敗れたことで、日本は劣勢に立たされていきました。

空欄C。
アメリカが1945年に上陸し、地上戦が行われた場所は？
正解は 沖縄 本島です。
一般市民を巻き込んだ激しい戦いが繰り広げられ、最終的にはアメリカ軍が沖縄を占領しました。