インドの古典文明の２回目。
今回は「アーリヤ人の抗争と新しい宗教」について学習します。

ポイントの1つ目は「バラモン教」です。
バラモン教 はアーリヤ人がつくった宗教です。
「バラモン」という言葉、前回学習したのを覚えていますか？
ヴァルナ （階層身分制度）の頂点に位置する、あの バラモン です。
こちらを見てください。

バラモン教は、バラモンが執行する祭式を中心とする宗教です。
バラモン教の聖典を ヴェーダ といい、なかでも最古のヴェーダを『 リグ＝ヴェーダ 』といいます。
『リグ＝ヴェーダ』は賛歌集です。
神々や自然に対する畏れや敬いの気持ちがこめられています。

バラモン教は バラモンにとって都合の良い宗教でした。
バラモン教は、バラモンが執行する祭式を中心とする宗教でしたね。
祭式を行うには当然 バラモンの存在が必要です。
バラモンたちは宗教を利用し、自らの地位を正当化していたのです。

バラモン教の特徴、しっかり覚えておきましょう。