高校物理基礎

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5分でわかる!等加速度直線運動の速度v

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5分でわかる!等加速度直線運動の速度v

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この動画の要点まとめ

ポイント

等加速度直線運動の速度v

運動と力6 ポイント1 全部 空欄埋める

これでわかる!
ポイントの解説授業
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速度が変化する運動では、加速度を考える必要がありました。今回は、加速度が一定である運動「等加速度直線運動」を解説していきましょう。

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等加速度運動 とはその名の通り 加速度が同じである運動 のことをいいます。例えば、ある物体が加速度3.0[m/s2]でスタートしたら、ずっと加速度は3.0[m/s2]だというような運動です。つまり、「等加速度直線運動」とは 直線上を同じ加速度で移動する運動 のことをいうんですね。

スタート時の物体の速度は「初速度」という

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では、等加速度直線運動をするクマちゃんの速度v[m/s]がどのように表されるかを具体的に考えていきましょう。まずは、x軸上を走るクマちゃんの図をみてください。

運動と力6 ポイント1 くまが走っている図 PDF修正アリ

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時刻0[s]のとき、クマちゃんが速度 v0 で走っているのがわかりますね。物理では、0[s]のときの速度v0のことを、 初速度 と呼びます。これからもたくさん登場する重要な言葉なので、おさえておきましょう。

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また、この図におけるクマちゃんの加速度の求め方は、前回の授業で学習しましたね。 加速度(速度の増分)÷(時間) で求めることができました。

運動と力6 ポイント1 式のみ 下の枠で囲んだ部分不要

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速度の増分v−v0をtで割ると、加速度aを求めることができます。 等加速度直線運動におけるaは一定の値となります ね。

(速度)=(初速度)+(加速度)×(時間)

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等加速度直線運動では、物体の速度vを初速度v0、加速度a、時間tを使って表すことができます。クマちゃんの速度vはどのような式で表されるでしょうか?

運動と力6 ポイント1 くまが走っている図(修正アリ)+下の式

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先ほど求めた加速度の式を、速度vについて解いてみましょう。
v −v0=at
v =v0+at
となります。
したがって、等加速度直線運動の速度を求める式は、次のようになります。

運動と力6 ポイント1 公式のみ

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等加速度直線運動の速度は 初速度v0に比べ(加速度a)×(時間t)だけ増えた ということが読みとれますね!この公式は今後どんどんでてくるので、しっかり理解しておきましょう。

POINT
運動と力6 ポイント1 全部 空欄埋める

この授業の先生

鈴木 誠治 先生

知識ゼロからでもわかるようにと、イラストや図をふんだんに使い、難解な物理を徹底的にわかりやすく解きほぐして伝える。

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等加速度直線運動の速度v
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