ｙ＝ａｘ（ａは比例定数）のグラフは、次のポイントをおさえておこう。

ａの値が分数であってもポイントは同じ！　グラフは 「原点を通る直線」 になるので、「 式を満たす点を１つ見つけ、原点と結ぶ 」のがコツになるんだ。

ｙ＝ａｘの形のグラフは、通る１点を調べて原点と結べばいいんだね。
ただし、今回のように比例定数が分数になっていると、少し注意することがあるよ。

試しに、ｘ＝１　を代入してみよう。
ｘ＝１のとき、ｙ＝２/３　だね。
でも、（１，２/３）って、図にかけるかな？
分数の座標って、正確にかき込めないよね。

そこで、グラフがかきやすいように、 ｙが整数になるようなｘの値を代入する ことがポイントなんだ。
今回の場合だと、分母の３がジャマだよね。だから、ｘ＝３　を代入すればＯＫだよ。
ｘ＝３のとき、ｙ＝２/３×３＝２　すっきりしたね。
グラフは、（３，２）を通ることが分かったよ。

というわけで、 （０，０）と（３，２）を通る直線 をかけば、グラフの完成だよ。