(1)は、図1のaについて答える問題です。
こちらを見てください。

aは核の中にある、ひものように見える部分ですね。
これは 染色体 でした。
髪の毛の色など、表に現れる生物の形や性質を 形質 といいましたね。
染色体には、形質を決める 遺伝子 が含まれています。
染色体の部品が DNA でしたね。

(2)は、図2のa～fを細胞分裂が進む順番に並び替える問題です。
ただし、aをスタートとします。

まずは、染色体を分けやすいように集めていきます。それがbですね。
分けやすい形にしたあと、真ん中付近に集め、核膜もなくなります。
その後、両端から引っ張られて2つに分かれるのでしたね。
f→eの順番に変化するのです。
その後、仕切りができて細胞自体も2つに分かれていきます。
d→cの順番ですね。
以上から、答えはa→ b→f→e→d→c となります。

(3)は、図2のa、bの染色体の数についての問題です。
bは、 染色体を分けやすい形にまとめている 状態でしたね。
ただまとめているだけなので、 染色体の数が変わっているわけではありません。
染色体の数は 同じ です。

(4)は、分裂する順序についての問題です。
まずは 核の中にある染色体 を両端から引っ張り、2つに分けました。
その後で仕切りができ、 細胞質 も2つに分かれるのでしたね。
先に分裂するのは 核 ということになります。

(5)は、細胞の大きさについての問題です。
こちらを見てください。

aとcを見比べてみましょう。
細胞分裂直後にできた細胞が、cの状態ですね。
この後成長して大きくなっていくのですが、細胞分裂の直後は 分裂前よりも小さくなっています。
答えは 小さい となります。

細胞分裂の順番と、染色体の変化。
図を細胞分裂の順番に並び替える問題はよくテストに出ます。
しっかり復習しておきましょう。