5分でわかる!火山の形とマグマのねばり
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この動画の要点まとめ
ポイント
火山の種類は、盾状火山と成層火山と溶岩ドーム
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まずは溶岩の成分について学習していきましょう。
溶岩は、土とガラスという2つの成分からできています。
土の成分が多いと石は黒に近い色になります。
対してガラスの成分が多いと白や透明に近い色になります。
もうひとつ注意して欲しいのが、ガラスの性質です。
みなさんはガラス細工をつくっている様子を見たことはありますか?
ガラス細工をつくるときには、ガラスに熱を加えて、びょーんと伸ばします。
ガラスを溶かすと粘り気が出ることをおさえておきましょう。
これらの性質を合わせて考えることで、山の形と噴火の様子が判断できるのです。
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それでは火山の形について見ていきましょう。
火山の形は3種類あります。
平たい山、普通の山、盛り上がった山です。
左から順に、盾状火山、成層火山、溶岩ドームと言います。
3つのそれぞれについて、代表的な山を挙げておきましょう。
盾状火山の例はキラウエアという火山です。
この火山はハワイにあります。
成層火山の例は浅間山と富士山です。
実は、日本の火山のほとんどは成層火山なのです。
溶岩ドームの例は昭和新山と雲仙普賢岳です。
溶岩ドームは、日本では珍しい種類の火山です。
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つづいて、3つの種類の火山について、詳しく見ていきましょう。
まず、盾状火山の石は 黒 に近いです。
これは土の成分が多く含まれているからです。
ガラスの成分が少ないのでマグマのねばりは 小さい です。
また、噴火の様子は おだやか です。
これはマグマがさらさらしていてすぐに流れてしまうからです。
このため平たい形になるのですね。
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それに対して、溶岩ドームはどうでしょうか?
溶岩ドームの石は 白 に近い色です。
これはガラスの成分が多く含まれているからです。
そのためマグマのねばりは 大きい です。
最後に噴火の様子はどうでしょうか?
ねばりけが強いと、出てきたマグマは上の方にたまって流れてきません。
たまったマグマが一気に飛び出すので噴火は 激しい です。
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最後に成層火山の特徴は、2つの中間です。
つまり、マグマのねばりけや噴火の様子は普通です。
石の色は灰色です。
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マグマの成分に注目して火山の特徴を読み取る方法を理解しましょう。
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今回は「火山の形とマグマの関係」について学習します。
今回の内容を理解すれば、溶岩が冷えて固まった石を見ただけで山の形や噴火の様子が分かるようになります。