高校世界史B

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5分でわかる!世界が激震!ドイツがある国と同盟を締結!

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この動画の要点まとめ

ポイント

世界に激震!ドイツがある国と同盟を締結!!

世界恐慌とファシズム諸国の侵略7 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの2つ目は「第二次世界大戦の始まり」です。
ヒトラーの暴走は止まりません。ポイント1に引き続き、さらに領土拡張を行おうとします。そのターゲットとなったのは ポーランド でした。

ダンツィヒとポーランド回廊の割譲を要求!

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1939年3月、ドイツはポーランドに対し ダンツィヒポーランド回廊 の割譲を要求しました。

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ダンツィヒはバルト海に面した都市で、第一次世界大戦後はポーランドが管理していました。「ポーランド回廊」と呼ばれる地域はもともとドイツ領でしたが、第一次世界大戦のドイツの敗戦でポーランド領となっていました。

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ドイツの割譲要求に対し、ポーランドは英仏の支援を期待してこれを拒否しました。

「ダンツィヒ...」見出し+テキスト1行/~期待して拒否

独ソ不可侵条約の締結

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ここでドイツは大きな問題を抱えました。それは、ポーランドに侵攻すれば ソ連を警戒させてしまう という問題です。お手元に地図があれば確認していただきたいのですが、ポーランドはドイツとソ連の間に位置しています。

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ダンツィヒやポーランド回廊は欲しいが、このタイミングでソ連を刺激するのはマズイ。そう考えたヒトラーは驚きの行動に出ました。1939年8月に 独ソ不可侵条約 を締結。なんと ソ連と軍事同盟を締結したのです。

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この条約、ドイツにとっては 両面戦争の回避 という狙いがありました。ドイツは第一次世界大戦で、西のフランスと東のソ連を同時に相手取ることになり、苦戦を強いられました。その反省を生かしたのです。

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一方、ソ連には 英仏への不信感が高まっていた という事情がありました。ドイツの「防共」を警戒していたソ連は、英仏との連携を視野に入れた外交を展開していました。しかしソ連は、ズデーテン地方をめぐるミュンヘン会談に招かれませんでした。さらに英仏が宥和政策を見せたことで、両国の「防共」の意図を感じ、不信感を強めたのです。

image02の続き3行/独ソ不可侵条約~英仏への不信感

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独ソ不可侵条約の成立は、世界中に大きな衝撃を与えました。日本も例外ではなく、当時の平沼騏一郎(ひらぬまきいちろう)内閣が「欧州情勢は複雑怪奇」という声明を出して総辞職してしまったほどでした。

ドイツのポーランド侵攻/第二次世界大戦勃発!

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独ソが同盟国となったことで、ポーランドは両国に挟まれるかたちとなってしまいました。そして1939年9月1日、ついにドイツが ポーランドへ侵攻。 これをきっかけに 第二次世界大戦が始まりました。

image03の続き2行/ドイツ~最後まで

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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世界恐慌とファシズム諸国の侵略

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