高校世界史B

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5分でわかる!東アジア世界をみる視点

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この動画の要点まとめ

ポイント

東アジア世界をみる視点

高校世界史 東アジア世界の展開0 右頁地図+下部テキスト

これでわかる!
ポイントの解説授業
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第14章「東アジア世界の展開」のガイダンス授業です。
この章では、計6回の授業で 東アジア世界の展開 について学習します。第13章までは ヨーロッパ世界 の勉強をしてきましたが、今回からは 東アジア 世界、特に 中国 の歴史に注目します。

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中国の歴史を少しおさらいしましょう。
紀元前221年、 秦の始皇帝 が史上初めて中国を統一しました。その後、中国は 前漢後漢 王朝の時代を迎えました。後漢の滅亡後は、およそ300年間にわたる混乱の時代が到来します。これを 魏晋南北朝時代 と呼びましたね。

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魏晋南北朝時代の混乱を終わらせたのが 王朝で、隋の後に成立したのが 王朝でした。この章でお話しするのは、この唐王朝が 滅んだ後 の歴史です。

第1回「五代十国~北宋の成立」

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唐が滅ぶと、中国は 五代十国時代 という混乱期を迎えます。五代十国は、5つの王朝が次々と入れ替わり 武力を持つ軍人が実権を握る時代 でした。まさに混乱の時代です。

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五代十国時代が終わりを迎えると、 北宋 という王朝が成立します。北宋は五代十国時代の反省を活かした国づくりを行い、軍人ではなく 官僚中心の社会 を作り上げました。第1回の授業では 五代十国から北宋の成立 までの話をします。

第2回「北宋の国家運営」

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北宋は非常に 交易 が盛んな王朝でした。さまざまな地域と交易を行うことで、北宋の財政は潤っていたのです。

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経済的には大きく発展した北宋ですが、困ったことも起こりました。 北宋の富を狙って、北方民族が侵入してきたのです。 外敵による圧力に加え、 官僚国家ゆえの問題点 も発生するなど、内外の事情が北宋王朝を苦しめたのです。第2回は 北宋の国家運営 に注目します。

第3回「北宋の社会経済と文化の発展」

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北宋の時代には、交易活動の活発化により経済が発展します。さらに社会や文化もめざましい発展を遂げました。第3回は 北宋の社会経済と文化の発展 についてお話しします。

第4回「モンゴル帝国の形成」

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北宋のような交易主体の国家にとっては 取引相手が安定していることが重要です。 自分の国が元気だとしても、取引相手が混乱していたり、異民族に攻められたりしていては交易どころではありません。

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加えて重要なことがあります。一つの国や地域とならまだしも、複数の国と交易を行う場合は 交易に関わる諸々のルールが統一されていることが大切です。 例えば言語や通貨が違ったり、取引のルールが異なったりすれば、スムーズに交易を行うことができません。つまり、交易を行う地域では 統一されたルールが適用されている状態 が理想なのです。

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第4回の授業で登場するのは、中国の周辺民族の中で、この「理想」を追い求めた民族です。その名も モンゴル人 といいます。モンゴル人は、取引相手を支配し 自分たちの交易ネットワークに組み込もうとしたのです。

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モンゴル人は、当時ユーラシア大陸にあった 3つの交易ルート をおさえようとしました。陸上では、ヨーロッパと東アジアをつなぐ 草原の道 と、西アジアから中央アジアを経て中国へとつながる オアシスの道シルクロード )。海上では、紅海からインド洋を抜け、東南アジア・東アジアへとつながる 海の道 。この3つのルートです。

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モンゴル人は騎馬部隊を派遣して各地に遠征しました。その目的は単なる領土拡張ではありません。 陸・海の交易ルートをおさえ、交易ネットワークを作り上げようとしたのです。 以上、第4回は モンゴルの時代 について取り扱います。

第5回「モンゴルの寛容な統治」

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モンゴル人の遠征の目的は、広大な交易ネットワークを構築することでした。そのため、征服した土地では 寛容な統治 を行い、商業活動が活発になるようにしました。第5回は モンゴル人の寛容な統治 についてのお話です。

第6回「モンゴル(元)の文化」

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最後の授業では 文化 について学習します。モンゴル人は征服地で寛容な統治を行ったため、 モンゴル帝国内の人びとは自由な活動が可能でした。 こうした背景から 庶民を中心とした優れた文化 が生まれることになります。第6回は、モンゴルで庶民文化が開花するお話です。

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以上、東アジア世界の展開について、全6回に渡って解説します。一緒に勉強していきましょう!

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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