ポイントの2つ目は「人類の進化」です。
こちらをご覧ください。

人類は 猿人→原人→旧人→新人 の順に進化しました。
現在の私たちは新人です。
新人へと進化するまでに、図のような変化があったのです。

人類の進化について、１つ重要な点があります。
それは 脳の大きさ です。
猿人と新人の脳の大きさを比べてみてください。

図を見ると一目瞭然です。
猿人よりも新人のほうが明らかに脳が大きいですよね。
人類は進化とともに 脳容積が大きくなった のです！

脳容積が大きくなった人類は 知恵 をつけていきました。
知恵をつけたことで、人類は色々なことを考えるようになりました。
人間よりも巨大な獲物をどうやって捕まえるのか。
力の強い動物からどうやって身を守るのか。

生き残りのために知恵を働かせた人類は、やがて 道具 や 火 を使用するようになります。
道具や火を使うことで、人類は身を守り、生き残りを図ったのです。

人類が使った「道具」とは、具体的にはどんなものだったのでしょうか？
こちらを見てください。

この写真に写っているのは 打製石器 です。
どれも 先端がとがっていますよね 。
これを木の棒にくくりつけて、獲物を刺したりしたのです。
道具を使って、武器を生み出したともいえます。

このように、知恵をつけた人類は、道具を使い、加工することで生き残ってきました。
人類の進化の過程と、生き残りのために打製石器が使われたことをおさえましょう！