みなさん、こんにちは！
世界史を担当する 新里将平 （しんざとしょうへい）です！
今日から私と一緒に、世界史を勉強していきましょう!!

この授業では、みなさんに 世界史の面白さを知ってもらいたい と思っています。
できるだけわかりやすい言葉で、地図やイラストを使いながら、
世界史の面白さを全力で伝えます！
どうぞよろしくお願いします!!

それでは早速、授業を始めます。
私の授業では、毎回２つまたは３つのポイントに沿って解説していきます。
今回の授業では、ポイントは２つあります。

ポイントの１つ目は「人類の特徴（ヒトとサルのちがい）」です。
まずはこちらをご覧ください。

このイラストは、人類の祖先である アウストラロピテクス です。
みなさん、このイラストを見てどう思いますか？
私たち人間とそっくり...と言えなくもないですが、どうみても サル ですよね。
体毛や顔の造りなど、人間と呼ぶには少し抵抗があります...
でも、このイラストは 猿人 です。
見た目はサルですが、これはヒトなのです！

では、ヒトとサルのちがいはいったい何でしょうか？
その答えは... 直立二足歩行が可能であるかどうか という点です。
ヒトは直立二足歩行が可能ですが、サルにはできません。
これこそが、ヒトとサルの最も大きなちがいなのです！

ヒトは、二本足で立って歩くことができるようになったことで、
これまでは歩くときに使っていた手が自由になりました。
つまり 前足だった部分が手に変わったのです！
前足が手に変わると、何かを持って使うことが可能になります。
図の猿人も 手に石のようなものを持っていますよね。

以上、ポイント１では人類の特徴について勉強しました。
直立二足歩行が可能である という点、しっかり覚えておきましょう！