血液は、血しょう（液体成分）＋血球（固体成分）で構成されていますね。さらに、血球には「赤血球・白血球・血小板」の３つの細胞があります。今回は、血球の１つである 白血球 について詳しく説明していきます。

白血球は、核をもたない赤血球と血小板とは異なり、 核をもつ 細胞でしたね。

白血球には体内に入ってきた異物を除去する役割があり、 運動性 を持っています。

白血球の大きさは様々ですが、おおよそ １６μm 。赤血球の２倍くらいの大きさですね。 血球の中ではいちばん大きい細胞 になります。

白血球が血液中に含まれる数の割合はおよそ ４０００個/mm³ （４０００～９０００個/mm³）です。赤血球の４０００万個/mm³、血小板の４０万個/mm³に比べると、とても少ない数になります。

白血球は血球の中では最も大きく、かつ数が最も少ない細胞 ということをおさえておきましょう。