高校化学基礎

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5分で解ける!物質の構成(テスト5、第1問)に関する問題

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5分で解ける!物質の構成(テスト5、第1問)に関する問題

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この動画の問題と解説

問題

一緒に解いてみよう
演習1

高校 理科 化学基礎24 演習1 答えなし

解説

これでわかる!
問題の解説授業
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今回は確認テストです。
試験に出やすい問題を解きながら、これまでの内容を振りかっていきましょう。

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演習1は、希ガスの性質に関する問題ですね。
ア~エの文章の中から、間違っているものを選びましょう。
順番に確認していきます。

希ガスの価電子の数は0なので、化学反応をほとんど起こさない

高校 理科 化学基礎24 演習1 答えなし

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ア「希ガスとは、18族元素のことを指す」
これは、 正しい内容 ですね。
周期表の縦の列を「族」といいました。
そして、 希ガスは周期表の右端 にありました。
左から18番目だから、 18族元素 なのでしたね。

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イ「希ガスの電子配置は安定しており、化学反応をほとんど起こさない」
こちらも 正しい内容 です。
希ガスの価電子は0個 でした。
反応に関係する価電子がないので、 ほとんど反応を起こさない のですね。

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ウ「希ガスの最外殻電子の数は、すべて8である」
この文章も一見、正しいように見えます。
しかし、きちんと意味を確認してみましょう。
希ガスとは、He(ヘリウム)、Ne(ネオン)、Ar(アルゴン)などの元素のことでしたね、
希ガスの価電子の数は0 でした。

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しかし、最外殻電子の数はどうでしょうか?
最外殻電子とは、文字通り、最も外の電子殻にある電子でしたね。
それぞれの原子について、最外殻電子の数を考えて見ましょう。
Heの場合は2個です。
Neの場合は8個です。
Arの場合も8個です。
このように並べてみると、おかしいところがわかるでしょうか?
「Heの最外殻電子の数は8」ではありませんよね。
つまり、「希ガスの最外殻電子の数は、すべて8である」という内容は、 Heにはあてはまらない のです。
一つでも例外があるということは、「すべて」という表現と食い違っていますね。
したがって、ウは 誤った内容 です。

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エ「希ガスの価電子の数は、すべて0である」
こちらは 正しい内容 です。
価電子とは 「最外殻電子数で1~7の数のこと」 でした。
そして、 希ガスの価電子の数は0 と定義されたのでした。

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よって、答えは、 です。

高校 理科 化学基礎24 演習1 答えあり
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物質の構成(テスト5、第1問)
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