高校化学基礎

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5分で解ける!物質の構成(テスト3、第1問)に関する問題

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5分で解ける!物質の構成(テスト3、第1問)に関する問題

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この動画の問題と解説

問題

一緒に解いてみよう
演習1

高校 理科 化学基礎 演習1 答え空欄

解説

これでわかる!
問題の解説授業
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今回は確認テストです。
試験に出やすい問題を解きながら、これまでに学習した内容を復習しましょう。

セルシウス温度と絶対温度の関係は、T〔K〕=t〔℃〕+273

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演習1は、絶対温度に関する問題です。

高校 理科 化学基礎 演習1 答え空欄

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ア~エの4つのうち、誤っている記述を探しましょう。
順番に確認していきましょう。

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ア 絶対温度の単位はK(ケルビン)である。
アは、 正しい内容 ですね。

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イ -273℃のことを絶対零度という。
みなさんは、絶対零度という言葉のことを覚えていますか?
絶対零度とは、絶対温度の基準となっている温度のことでしたね。
絶対零度とは、0Kのことでした。
つまり、「0Kのことを絶対零度という。」なら正しいことになります。
あとは、「0K」=「-273℃」となるかどうかがわかればよいわけです。

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ここで思い出すのは、セルシウス温度(℃)と絶対温度(K)の関係です。
その関係は、 「T〔K〕=t〔℃〕+273」 という式で表されましたね。
この式を今回の問題にあてはめてみましょう。
(-273)+273=0となりますね。
つまり、「-273℃」=「0K」なのです。
よって、イは、 正しい内容 です。

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ウ 絶対零度においては、粒子の熱運動が停止している。
粒子は絶えず運動しており、この運動を熱運動といいましたね。
そして、熱運動は、温度が上がるほど激しく、温度が下がるほど穏やかになります。

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いま、物質の温度をどんどん下げていくことを考えましょう。
温度が下がれば下がるほど、熱運動は小さくなりますね。
そして、やがて熱運動は停止してしまうのです。
この温度のことを 絶対零度 といいました。
したがって、ウは、 正しい内容 です。

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エ 300℃は27Kと同じ温度を表している。
この文章には、「℃」と「K」が混ざっていますね。
「℃」を「K」になおす ことで、2つの温度を比較することができます。
ここでも先ほどの、セルシウス温度と絶対温度の関係を思い出しましょう。
  T〔K〕=t〔℃〕+273

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この式を使って、「300℃」を「K」に直しましょう。
300+273=573となりますね。
つまり、「300℃」は「573K」となります。
「573K」と「27K」は、まったく違う温度ですね。
したがって、エは、 誤った内容 です。

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ちなみに、数字を入れ替えて、「27℃は300Kと同じ温度を表している。」だったら、正しい内容となりました。
「27℃」を「K」と、27+273=300Kとなります。
そのため、「27℃」は「300K」となるわけですね。

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以上より、答えは、 となります。

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物質の構成(テスト3、第1問)
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