5分でわかる!物質の三態
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この動画の要点まとめ
ポイント
まずは、イメージをわかせるために、こちらの図をご覧ください。
物質の三態は、「固体・液体・気体」
図には、水の状態が表されています。
左から順に、 氷・水・水蒸気 ですね。
そして、水以外の物質も、水と同じような状態で存在しています。
その名前を、 固体・液体・気体 といいます。
これらを合わせて、 物質の三態 といいます。
物質の「三つの状態」だから「三態」というのですね。
状態変化は、「融解・蒸発・凝縮・凝固・昇華」
続いて、物質の 「状態変化」 について見ていきましょう。
みなさんは、状態変化という言葉を聞いたことがありますか?
状態変化とは、 固体から液体のように、物質の状態が変わること です。
氷が溶けて水になる変化が、イメージしやすいですね。
しかし、状態変化には、様々な種類があります。
順番に確認していきましょう。
まず、図は、水の三態を表しています。
どれが固体・液体・気体か、わかりますか?
左下のように、分子が集まった状態が 「固体」 です。
右下のように、分子が少し離れた状態が 「液体」 です。
上のように、分子がバラバラに運動しているのが 「気体」 です。
それでは、固体を中心に状態変化を考えていきます。
固体から右方向に薄い色の矢印が出ていますね。
この矢印は、 「加熱」 を表しています。
固体を加熱していくと、だんだん溶けていきますね。
この状態変化を 融解 といいます。
液体をさらに加熱すると、やがて気体へと変化していきます。
これを 蒸発 といいます。
まずは、この2つを覚えておきましょう。
今度は、気体からスタートし、だんだんと冷やしていきます。
気体から右下に濃い色の矢印が出ていますね。
この矢印は、 「冷却」 を表しています。
気体が冷やされると、液体に変化します。
この変化を、 凝縮 といいます。
そして、液体をさらに冷やすと、固体に変化します。
この変化を、 凝固 といいます。
このように、みなさんがよく見る状態変化は、固体⇒液体⇒気体、または気体⇒液体⇒固体の順です。
しかし、実は、これ以外の状態変化もあるのです。
つまり 、固体が直接気体になったり、気体が直接固体になったりする のです。
このような変化を 昇華 といいます。
固体⇒気体の変化も、気体⇒固体の変化も同じように昇華というわけです。
きちんと漢字まで押さえておきましょう。
まずは、状態変化の名前を押さえておきましょう。
今回のテーマは、「物質の三態」です。