今日は、 「接線」 の学習をしよう。
「接線」は、円の学習でとても重要な言葉になってくるんだけど、一体どういうものなんだろう。
さっそく、ポイントを見てみるよ。

上の図のように、 「接線」 とは、円と １点で接する直線 のことだよ。
もしもこの直線がもっと下にあったら、円と直線は２点で交わるし、逆に上にあったら、円と直線は交わらなくなるよね。
２点で交わるわけでもないし、交わらないわけでもない、スレスレで１点だけで接している直線が「接線」だよ。

そして、円と直線が接している点のことを、 「接点」 というんだ。

この接線には、重要な特徴があるよ。
それは、 「円の半径と垂直に交わる」 ということ。
中学３年生や高校の数学で接線を扱うとき、この特徴はめちゃくちゃよく使うから、しっかりおさえておこう。