中3理科
5分でわかる!星の1年の動き
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この動画の要点まとめ
ポイント
星の1年の動き
これでわかる!
ポイントの解説授業
同じ時間に見える星は、1日に約1°ずつ、東から西にずれていく
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図には、オリオン座という星座がかかれています。
オリオン座は、冬に見える星座です。
今日の夜12時に、図の左のところにオリオン座が見えたとしましょう。
しかし、次の日の同じ時刻には、オリオン座は少しずれてしまいます。
その後も毎日ずれていきますが、1年後にはまた同じ位置に戻ってきます。
オリオン座は冬の星座ですから、次の冬にはまた見えるようになるわけですね。
このことから、オリオン座は1年でちょうど1周することがわかります。
つまり、365日で360°回転するわけです。
360÷365より、1日で約1°動くのですね。
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それでは、どちらの方向にずれていくのかもおさえておきましょう。
実は、その方向は、これまで学んできたような1時間ごとの動きと同じです。
この2つには、地球の自転と公転が関係しています。
自転の向きと公転の向きが同じなので、ずれていく方向も同じなのですね。
つまり、同じ時間に見える星は、1日に約1°ずつ、 東 から 西 にずれていきます。
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ここで、例にもどって考えてみましょう。
今日、図の左の位置にオリオン座が見えました。
その30日後には、オリオン座はどこに見えるでしょうか?
同じ時間に見える星は、1日に約1°ずつ動きます。
つまり、30日経つと約30°ずれます。
その向きは東から西でしたね。
以上より、30日後には、図の右側の位置にオリオン座が見えるようになります。
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ちなみに、1年で同じ位置に戻ってくる動きを年周運動といいます。
それに対して、1日で同じ位置に戻ってくる動きを日周運動といいます。
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今回のテーマは、「星の1年の動き」です。
これまで、星の1日の動きについて学んできましたね。
星は太陽と同じように、1日かけて同じ位置に戻ってきました。
しかし、厳密には少しだけずれているのです。
みなさんは、季節によって見える星座が違うことを知っているかもしれません。
季節の星座には、このずれが深く関係しています。
そのしくみについて詳しく見ていきましょう。