今回は反射を利用して、鏡でものを見ることについて学習します。

図は、鏡を使って、消しゴムを見ている様子を表しています。
鏡に反射した光が私たちの目に入り、消しゴムが見えているわけですね。
はね返る前のときの角度を 入射角 、はね返った後の角度を 反射角 というのでした。
このように鏡を通してものを見るときには、光は反射しています。
しかし、私たちには、光が反射したかどうかを認識することはできません。
そのため、消しゴムが鏡の奥にあるように見えるのですね。
このとき、実際のものから鏡までの距離と、ものが見えるところから鏡までの 距離は等しい です。

また、鏡を使って、ものに光を当てることをイメージしてみましょう。
この場合、鏡でものを見るときとは、光の進み方が逆になりますが、光が通る道筋は同じです。