白亜紀には、昆虫と植物が、互いに依存しあいながら繁栄しました。
この時代に繁栄した花を咲かせる植物は、被子植物です。

白亜紀には、被子植物と昆虫が互いに依存して進化していきました。
例えば、昆虫が植物の花粉を運ぶことで植物の生息範囲が広がる、などです。
このような進化を共進化といいます。

白亜紀の終わりには、ほとんどの裸子植物、大型の恐竜、アンモナイトなどが絶滅しました。
その理由は、地球に隕石が衝突したからです。
この隕石は、直径約10kmもあったと考えられています。

なぜ白亜紀の終わりに隕石が衝突したことが分かるのでしょうか？
その理由は、白亜紀末の地層から、ある成分を高濃度に含んだ層が発見されたからです。
よって、その成分は隕石によってもたらされたと考えられます。
その成分の名前はイリジウムです。

中生代の進化をしっかりおさえましょう。