高校古文
5分でわかる!敬意の方向
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この動画の要点まとめ
ポイント
敬意の方向「誰から」「誰に」敬意を表している?
これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの1つ目は「敬意の方向」。例えば「大納言、翁に扇を給ふ」の「給ふ」は尊敬語で、大納言に対する敬意を表すね。敬意の方向では「誰から」敬意を表しているのかも重要になるよ。今回であれば作者から大納言に対する敬意になるよ。敬意の方向を詳しくみていこう。
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「誰から」は地の文であれば作者から、会話文であれば話し手からだよ。地の文はカギカッコがついていない部分、会話文はカギカッコがついている部分なんだ。
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「誰に」は敬語の種類で判断するよ。尊敬語は動作の主体、謙譲語は動作の客体、丁寧語は聞き手・読み手だよ。例文で確認しよう。
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敬意の方向は「誰から」「誰に」の両方から考える。「誰から」は地の文なので作者から。「誰に」は「給ふ」が尊敬語なので大納言に対する敬意だね。別の例をみていこう。
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「誰から」は会話文なので僧都(話し手)から。「誰に」は「奉る」が謙譲語なので仏に対する敬意だね。別の例をみていこう。
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「誰から」は地の文なので作者から。「誰に」は「侍り」が丁寧語なので読み手に対する敬意だね。
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敬意の方向が「誰から」「誰に」対するものなのか答えられるようになろう。
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高校古文5章「敬語」。今回は「敬語の方向」について学習するよ。