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5分でわかる!「まし」の意味

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この動画の要点まとめ

ポイント

「まし」の意味は反実仮想・ためらい

高校古文 3章17 反実仮想

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの2つ目は「まし」の意味。「まし」の意味は反実仮想・ためらいの2つだよ。反実仮想からみていこう。

反実仮想「もし~ならば、~であろうのに」

高校古文 3章17 反実仮想

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反実仮想の訳は「もし~ならば、~であろうのに」。反実仮想の字から分かるように、事実に反することを想定し、仮に想像することだよ。反実仮想になる形は「-せば~まし」のように形が決まっているんだ。ちなみに、「せば・ませば・ましかば」も未然形になっているよ。

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例文の「鏡に色・形あらましかば、(物の姿は)映らざらまし。」は事実に反して鏡に色と形があることを想定し、そうであれば物の姿は映らないと想像しているよ。だから、この文で主張したいことは「鏡には色や形がないので、物の姿は映るのだ」となるんだ。
つぎはためらいをみていくよ。

ためらい「~ようかしら」

高校古文 3章17 ためらい

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ためらいの訳は「~ようかしら」。これからの行動をためらっているときに使うよ。ためらいになるときは「まし」の上に「いかに・何・や(係助詞)」などの疑問語を上に伴うんだ。例文の「何を書かまし」は疑問語「何」があるので、ためらいで訳して「何を書こうかしら」だね。

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「まし」の意味は2つ、反実仮想・ためらいをおさえよう。

この授業の先生

黒須 宣行 先生

大手予備校にて、基礎から難関私大対策まで幅広い講座を担当。教師歴30年以上の大ベテラン。豊富な知識・経験に裏打ちされた授業は、独特な親しみやすい人柄もあいまって人気を博している。

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