5分でわかる!文学と自然科学
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この動画の要点まとめ
ポイント
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ポイントの1つ目は「文学と自然科学」です。
ローマが誇る ラテン文学 と、 自然科学 の発展をみていきましょう。
まずは文学から。
ラテン文学
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ウェルギリウス は『 アエネイス 』を著しました。
彼は ローマ建国の歴史 を、神話などを交えながら物語としてまとめました。
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キケロ は、ラテン語散文の模範となる作品を著しました。
彼は弁舌が巧みなことでも有名で、演説には多くの聴衆が集まったそうです。
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ホラティウス は『 叙情詩集 』を、 オウィディウス は『 転身譜 』を著しました。
ラテン文学の代表的な人物と作品をおさえておきましょう。
歴史
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続いては 歴史 分野です。
こちらを見てください。
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タキトゥス は『 ゲルマニア 』を著し、ゲルマン人の質素で素朴な生活に注目しました。
ゲルマン人の素朴さをたたえる一方で、ローマの人びとが傲慢になってしまったと嘆きました。
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ポリビオス は政体循環史観を提唱しました。
初めは王様が国をまとめ、貴族が政治を担うようになり、民主政になって、混乱期をむかえる…
このように 歴史にはある一定の法則がある と考えたのです。
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カエサル は『 ガリア戦記 』を著しました。
彼は 第1回三頭政治のメンバー で、後に独裁を行った人物です。
『ガリア戦記』では、自身のガリア遠征の記録をまとめました。
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歴史家のリウィウスは『 ローマ史 』(『 ローマ建国以来の歴史 』)を書きました。
先ほどのウェルギリウスが 物語 としてローマの歴史を記述したのとは対照的に、
リウィウスは歴史家として 出来事を年表通りの歴史として記述しています。
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プルタルコスは『 対比列伝 』(『 英雄伝 』)を書きました。
似たような運命をたどったギリシアとローマの英雄を比較して書いた、読み物として面白い作品です。
自然科学
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最後に 自然科学 分野を見てみましょう。
こちらを見てください。
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プトレマイオス は 天動説 を主張しました。
これは 地球は動かず、太陽やほかの星が動いている という考え方です。
地球が宇宙の中心だとするこの考え方は、キリスト教世界で支持されました。
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ストラボン は『 地理誌 』を、 プリニウス は『 博物誌 』を著しました。
自然科学の分野でも、ローマ世界では大きな発展があったのです。
人物の名前と代表的な著作を、セットで覚えておきましょう。
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ローマ世界の5回目。
今回は「ローマ文化」について学習します。