高校生物

高校生物
5分で解ける!能動輸送に関する問題

13

5分で解ける!能動輸送に関する問題

13
学年別フルラインナップキャンペーン学年別フルラインナップキャンペーン

この動画の問題と解説

練習

一緒に解いてみよう

高校 生物 細胞15 練習 全部

解説

これでわかる!
練習の解説授業

能動輸送を担うポンプについておさえよう

高校 生物 細胞15 練習 (1)問題文
lecturer_avatar

ナトリウムイオンは、細胞外で高濃度、細胞内で低濃度の状態で保たれています。
これは、ナトリウムポンプの能動輸送の働きによるものです。
能動輸送とは、物質が低濃度のほうから高濃度のほうへ移動する輸送です。
ナトリウムポンプは常に動いており、ナトリウムイオンが細胞外で高濃度になる状態を保っています。
したがって、ナトリウムポンプは、ナトリウムイオンを細胞内から細胞外へ輸送しているということが分かりますね。

高校 生物 細胞15 練習 (2)問題文
lecturer_avatar

カリウムイオンは、細胞内で高濃度、細胞外で低濃度の状態で保たれています。
これは、カリウムポンプの能動輸送の働きによるものです。
カリウムポンプは常に動いており、カリウムイオンが細胞内で高濃度になる状態を保っています。
したがって、カリウムポンプは、カリウムイオンを細胞外から細胞内へ輸送しているということが分かります。

高校 生物 細胞15 練習 (3)問題文
lecturer_avatar

物質は、拡散という、高濃度のものと低濃度のものが混ざり合うと、均一の濃度になろうとする性質があります。
例えば、濃度の異なる2つの溶液を混ぜた場合、溶質は高濃度のほうから低濃度のほうへ自動的に移動していきます。

lecturer_avatar

しかし、能動輸送は、低濃度のほうから高濃度のほうへの輸送です。
本来物質がもっている拡散という性質に逆らっていますね。
そのため、エネルギーを消費しないと、物質を低濃度のほうから高濃度のほうへ輸送することはできません。
能動輸送に必要なエネルギーは、細胞内のATPを分解することで得られています。
ATPを分解する酵素を、ATP分解酵素といいます。

lecturer_avatar

ポンプは、能動輸送の役割を担っているだけではなく、ATP分解酵素としての働きももっていることを覚えておきましょう。

高校 生物 細胞15 練習 全部 空欄埋める
学年別フルラインナップキャンペーン
能動輸送
13
友達にシェアしよう!
学年別フルラインナップキャンペーン

この授業のポイント・問題を確認しよう

細胞

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      細胞膜の働き

      学年別フルラインナップキャンペーン学年別フルラインナップキャンペーン

      高校生物