高校物理

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5分でわかる!自己誘導の方向の決め方

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この動画の要点まとめ

ポイント

自己誘導の方向の決め方

高校物理 電磁気47 ポイント2 全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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コイルに電池を接続した回路で、スイッチを開いたり閉じたりするとき、コイルには誘導起電力が生じます。この現象を 自己誘導 と言いました。今回は 自己誘導で生じる起電力の向き について解説します。

自己誘導の方向を考えるのに磁束変化は不要!?

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下の図の山が4つ描かれた記号はコイルを表す記号です。自己インダクタンスがL[H]のコイルに対して右向きに電流I[A]が流れているとします。

高校物理 電磁気47 ポイント2 図

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電流I[A]の値がどんどん増加するとき、コイルに生じる誘導起電力の方向はどう決めることができますか? レンツの法則やファラデーの法則では、 磁束の変化を妨げる方向 をもとに考えましたが、 自己誘導では磁束変化を考える必要がない のです。

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その理由を、自己誘導で生じる誘導起電力の式をもとに解説しましょう。

高校物理 電磁気47 ポイント1 クマさんのまとめ

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この式にあるマイナスは、 妨げる という意味が込められていましたね。つまり、マイナスには 電流の変化ΔIを妨げる という意味があるのです。

自己誘導の起電力は電流の変化を妨げる方向

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電流Iが右向きに増加するとしたら、コイルに生じる誘導起電力の向きは電流Iの変化を妨げる左向きになります。

高校物理 電磁気47 ポイント2 図 コイルの下に左向きの矢印を入れる

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とにかく電流の変化を妨げることだけを考えればよいので、磁束変化を考える必要がありません。

高校物理 電磁気47 ポイント2 クマさんのまとめ 空欄埋める

この授業の先生

鈴木 誠治 先生

知識ゼロからでもわかるようにと、イラストや図をふんだんに使い、難解な物理を徹底的にわかりやすく解きほぐして伝える。

自己誘導の方向の決め方
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