中1数学
5分でわかる!「平均値」と「中央値」
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この動画の要点まとめ
ポイント
「平均値」と「中央値」
これでわかる!
ポイントの解説授業
「平均値」と「中央値」の違い
「平均値」 は、 「データの合計」 を 「全体の人数」 で 割った もの。正に「平均」ってことだね。
「中央値」 は、 「中央」 、つまり 「真ん中の人の値」 のことだよ。
「平均値」の落とし穴!
体重の平均値の例で確認してみよう。
次のような、A君、B君、C君、D君、E君の5人の体重の平均値を考えよう。
A君30kg
B君40kg
C君50kg
D君60kg
E君 170kg
このとき「平均値」は、
(30+40+50+60+170)/5=70
で、 70kg となるよ。
でも、これだと、A君からD君まで、「5人中4人の体重が平均より下」ということになるよ。なんだかそれって、変な感じがするよね。
こんなふうに、「平均値」というのは、1つ 飛びぬけた値 があると、 実態に合わない 数が出てきてしまうんだ。
「中央値」はど真ん中の人の値
そこで、同じ例で5人の体重の 「中央値」 を考えるとどうなるかな?
A君30kg
B君40kg
C君50kg
D君60kg
E君170kg
今回の例では、 全体で5人 いるから、 「真ん中の人の値」 は 3人目 のC君の体重。つまり 50kg だね。
これだと、A君とB君は中央値よりも下、D君とE君は中央値よりも上、ということになるよ。
「平均値」と「中央値」の違いを意識して、例題を解いてみよう。
今回は 「『平均値』と『中央値』」 について学習するよ。
「平均」と「中央」。この2つ、言葉は似ているけれど、実はまったく意味が違うものだよ。